【❹ケーススタディ4:重度身体障害者・グループホームの開設】設計に求めた3つの要望 vol.764

こんにちは💛 介護ラボのkanaです。今日は「福祉住環境」の視点から『ケーススタディ:重度身体障害者・グループホームの開設』について7回に分けて書いていきます。今回は4回目になります。

体験室の設置

Contents

1.重度身体障害者・グループホームの開設
 ◉建物の概要/開設当初の入居者の概要
2.課題への対応2
 1⃣開設者が設計に求めた3つの要望
 (1)浴室
 (2)十分な広さのある脱衣所
 (3)「家」としての雰囲気 
 2⃣体験室の設置

1.重度身体障害者・グループホームの開設

今回は、事例として「重度身体障害者・グループホームの開設」について書いていきます。

全体の流れとして、

  • 1⃣対象ケースの概要
  • 2⃣課題の把握
  • 3⃣課題の検討
  • 4⃣課題への対応1・2・3
  • 5⃣評価と新たな課題
  • 6⃣まとめ

となっています。今回は、「4⃣課題への対応2」について書いていきます。

良かったら、

から見ていただけると、流れがわかりやすくなると思います。

●建物の概要
・所在地:東京都
・構造・規模:定員4名/木造2階建て/敷地面積116㎡/建物面積69㎡・延床面積139㎡
・開設:2006年5月
◉開設当初の入居者の概要
・性別・年齢:男性24歳(Kさん)/男性31歳(Lさん)/女性20歳(Mさん)/男性27歳(Nさん)
・疾患:脳性麻痺
・身体障害者手帳:1級
・移動方法:介助用車椅子(Kさん・Lさん)/標準型電動車椅子(Mさん・Nさん)

2.課題への対応2

1⃣開設者が設計に求めた3つの要望

グループホームの建築に際し、介助の面からOさんが建築士に求めた要望は次の3点になります。

(1)浴室

入居者には脳性麻痺の症状の1つである、手足の不随意運動が強い人もいるため、手足が突っ張った状態でも入浴できる、十分に広い浴槽が求められました。

上記と関連して、介助者が浴槽の3方から介助できる造り(3方介助可能な浴槽)が求められました。

そして、入居者によっては座位が保持できず、マットを敷いた臥位での清拭を行うことが予測されたため、十分な広さのある洗い場が求められました。

(2)十分な広さのある脱衣所

上記と同様に、入居者によっては臥位による脱衣を行うため、そのためのスペースを脱衣室に確保することが求められました。

(3)「家」としての雰囲気 

Oさんは、様々な施設を見学する中で、日々の暮らしをおくる場所は、病院やいわゆる「施設」のような雰囲気にしたくないとの思いを持っていました。

そのため、グループホームには、なるべく「施設的」にならない「家」としてのしつらえが求められました。

2⃣体験室の設置

前項の設備的条件に加え、Oさんからは敷地に余裕があるようであれば、本施設に体験室1部屋を設けたいとの希望がありました。

これは、自分たちもアパートを借りてグループホーム生活に向けた準備生活を行ってきたこと、またそのような経験のない人に1度親元から離れた生活を体験していただき、グループホーム生活を将来の選択肢の1つしてもらいたい、との思いからです。

また、土地の有効活用の面から、可能ならば法人本部事務所も併設させたいとの希望がありました。

今回はここまで。次回は、「4⃣課題への対応3」について書いていきます。良かったら見に来てください!

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