コミュニケーション技術

【コミュニケーション支援の基本】大切な5つの環境調整について vol.437

こんにちは 介護ラボのkanaです。今日は「コミュニケーション技術」の中から『コミュニケーション支援の基本』についてまとめていきます。

言語・非言語コミュニケーションで気を付けること

Contents

1.コミュニケーション支援の基本
 1⃣環境調整の大切さ
 ◉コミュニケーションの5つの環境
 2⃣言語的コミュニケーションで気を付けること
 3⃣非言語コミュニケーションで気を付けること

1.コミュニケーション支援の基本

1⃣環境調整の大切さ

コミュニケーション支援で第1に気を付けたいことは「環境調整」です。

コミュニケーションのための環境には、

  • 聴覚的環境
  • 視覚的環境
  • 嗅覚・触覚的環境
  • 空間的環境
  • 歴史的環境

の5つがあります。次項で詳しくまとめていきます。

◉コミュニケーションの5つの環境

❶【聴覚的環境】
・騒音の有無と遮断の可否、スピーカーの音質と音量
・静かに話せる空間

【視覚的環境】
・相手の顔が見える程度の明るさ、家具・床・壁の色調

【嗅覚・触覚的環境】
・適切な香りと多様な手触り

【空間的環境】
・コミュニケーションに参加できる動線確保
・活動場所とトイレの距離

【歴史的環境(過去との繋がり)】
・馴染んだ空間、愛着のある品物
・顔見知りの人物

聴覚的環境を整える

「聴覚的環境を整える」とは、周りの雑音をなるべく小さくして、静かに話せる状態をつくることです。

  • 誰も見ていないのに食堂のテレビがつけっぱなしになっている
  • レクリエーションをしているのに大きめのバックグラウンドミュージックが流れていて司会者の声が聞き取りにくい
  • 利用者同士が話している隣で職員が音を立てて椅子を移動させている

といった光景はありませんか?

また、職員同士のおしゃべりが利用者の静かな時間を邪魔していることはないでしょうか。

私たちは意外と「聴覚的環境」について配慮していないことがあります。勿論適度な生活音や語らう声は、人がそばに居る安心感を生みますし、心地よい音楽が心を和ますことも事実です。しかし、

  • 今このテレビの音は本当に必要か?
  • 音楽の音量は適切か?
  • おしゃべりの声が大きすぎないか?

これらが利用者のコミュニケーションの邪魔になっていないかということに、もう少し注意を向ける必要があります。

視覚的環境を整える

「視覚的環境を整える」とは、場所の明るさ、床・壁・家具の等の色調を調整することです。明るさについては、相手の顔が見える程度の明るさが必要です。

コミュニケーションは言葉だけでなく身振りや表情でも行うものです。暗い場所でコミュニケーションを取っても、折角の笑顔の効果が半減します。

一方で明るすぎても高齢者の目には負担になります。

晴れた日の窓のレースのカーテン越しに入る日差しが、高齢者にとって適度な明るさといわれています。

嗅覚・触覚的環境を整える

「嗅覚・触覚的環境を整える」とは、不快な香りがないことです。不快な匂いが漂っている場所では、落ち着いて話をすることもできません。触覚的環境とは、出来るだけ肌触りの良いものを用いたり、手入れや掃除したりすることです。

例えばごわごわしたタオルよりふっくらしたタオル、水などで濡れていたり、砂ぼこりでざらざらしたりするテーブルをきれいに拭いておくなどです。

空間的環境を整える

「空間的環境を整える」とは、馴染んだ空間や懐かしい品物に囲まれた落ち着いた場所であるかということです。人は居心地のより場所では自然にリラックスしたコミュニケーションが取れるものです。

加えて高齢者の場合、トイレとの距離も大切です。

近くにトイレがあると多くの高齢者は安心して活動に参加できるといわれています。

2⃣言語的コミュニケーションで気を付けること

言語的コミュニケーションで気を付けること

こちらから話しかける時は、声の大きさ・高さ、発音の明瞭さを意識することが大切です。ある程度大きな声で、口をはっきり開けて滑舌よく話すことが重要です。

話す速度も大切で、早口にならないように心掛けます。

ただしゆっくり話す場合、一音一音をゆっくり話すと、かえって相手に伝わりにくくなります。例えば、

  • 「来月は施設内でお祭りがありますよ」

という場合、「らーいーげーつーは、しーせーつーなーいーで、おーまーつーりーがーあーりーまーすーよ」と話すのではなく、「来月は」「施設内で」「お祭りが」「ありますよ」という風に、意味のある単語で区切って一呼吸置きましょう。

単語ごとにゆっくりと話すという感じです。

相手が理解しているか単語ごとに確認すれば、どこまでを理解できて、どこからが理解できないのかがはっきりわかります。

わからない所をもう1度説明すればよいのです。意味の単位でゆっくり区切って話すことは、一見時間が掛かってしまう印象にあるのですが、実はとても効率的な話し方なのです。

言語的コミュニケーション

他の『言語的コミュニケーション』記事はこちらから・・・
【❷組織におけるコミュニケーション】組織内の上下関係を規定する4つの力 vol.358

3⃣非言語コミュニケーションで気を付けること

非言語コミュニケーションで気を付けること

介護福祉職にとって「非言語コミュニケーション」はとても重要なスキルといえます。まずはアイコンタクトです。相手と目を合わせるということは、「あなたとコミュニケーションを取りたい」という意志や好意を伝えることであり、それ自体がコミュニケーションなのです。

相手が高齢者や認知症の人、また視力が低下している人の場合、こちらのアイコンタクトに気付くのに時間が掛かる場合があります。

通常だと、ちょっと長すぎるかな、見つめ過ぎかな、と思うくらいがちょうどよい時間の目安です。

そして、つぎはジェスチャーです。ジェスチャーを使うことで、言葉だけでは伝わらなかったことが伝わる場合があります。ただ、ジェスチャーには地域差、文化の差がありますので、相手が分るジェスチャーを使うことが大切です。

また言葉でわからない時には、実物を見せて説明することも有効です。

この時、物を顔の近くに持ってきて、顔と物を同時に見せることが大変重要です。視線が1か所に集めらえることで、注意が拡散せず、相手の理解度が高まります。

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