こんにちは。介護ラボのkanaです(^▽^)/。今日は「人間の理解」の中から『組織のコミュニケーション技術』について。5回に分けてまとめてきましたが、今日は最終日の5回目になります。
組織における4つの対立の原因
Contents
1.組織における対立を調整する
1⃣組織における4つの対立の原因
2.人材育成とティーチング、コーチング
1⃣ティーチングとコーチングの違い
1.組織における対立を調整する
意見の相違による対立は、1対1の人間関係においても起こるものですが、組織においては「集団の規模の大きさや役割」や「地位」などの要因が加わるため、対立がより起こりやすい傾向があります。
対立が生じた場合、人間関係のトラブルや、メンバーのこころの問題に発展させないように適切に調整していく事が望まれます。特に意見の相違やコミュニケーションの不足が対立の現認の場合、積極的に意見を交換し、議論を重ねることが必要でしょう。
分担された役割や地位による葛藤の原因の場合には、経営管理部門のメンバーが組織全体を動かす強いリーダーシップを発揮して、対処することが求められます。
組織は公式集団ですが、組織内に仲間集団や利害集団などの非公式集団も存在します。
複数の非公式集団の間で、感情的な対立や利権争いなどがあると、合理的な話し合いや、効果的な活動が行えなくなり、組織の目標達成に悪影響を及ぼすこともあります。
組織がどのような社会的使命であるミッションを持ち、どのような到達点を目指しているのか、そのためには各メンバーに何が求められているのかなどを、メンバー全員が常に意識しておくことが大切です。
組織における対立の原因には、下記の4つのような理由が考えられます。
1⃣組織における4つの対立の原因
❶意見の相違
❷コミュニケーション不足
❸分担された役割や地位による葛藤
❹非公式集団(仲間感覚によるグループや、派閥や組合などの利害集団の感情的対立)
- 利害集団とは?
-
他の集団との利害関係をもたらす集団のこと。
2.人材育成とティーチング、コーチング
組織の経営資源といわれる「人的資源である(ヒト)」「物的資源である(モノ)」「資金力(カネ)」の中で、最も大事にしたい資源は『人的資源』、つまり組織に所属しているメンバーと言えるでしょう。
メンバーが役割を分担することによって組織は成り立ち、メンバーがモノやカネを使って活動することによって組織の目標達成が可能になるからです。
OJTなどの職務を通じた教育訓練においては、上司やリーダー、先輩職員が、部下やスタッフ、後輩職員を指導教育することで、人材の育成が行われています。
OJTの方法には、リーダーが指示や助言を通してスタッフに必要な知識や技術、やり方などを教える「ティーチング」と、リーダーが質問をすることで、スタッフに考える機会を提供し、答えを引き出していく「コーチング」があります。
1⃣ティーチングとコーチングの違い
新人職員への指導教育では「ティーチング」で教えることが中心になりますが、一方的に教えるばかりでは、自分で考えて阪大したり、工夫したりする能力は育ちません。
徐々に、コーチングの機会を増やして、考える力を養う必要もあります。
教育効果を高めるためには、ティーチングで業務に必要な知識や技術などをインプットしたら、コーチングで問いかけてアウトプットするなど、ティーチングとコーチングを上手に使い分けることが大切です。
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