【裁縫・衣類の補修介護】利用者・家族の考え方を尊重する vol.476

こんにちは(^▽^)/ 介護ラボのkanaです。今日は「生活支援技術」の中から『裁縫・衣類の補修介護』について書いていきます。

衣類・寝具の衛生管理とは?

Contents

1.裁縫・衣類の補修介護
 1⃣ボタンの付け方
 2⃣裾のほつれ直し
2.衣類・寝具の衛生管理
 1⃣衣類・寝具の衛生管理の意義
 2⃣衣類の衛生管理
 (1)利用者・家族のやり方を尊重する
 (2)衣類・リネン類の管理方法

1.裁縫・衣類の補修介護

日頃から「もったいない」という感覚を持って暮らしている人は沢山います。衣類もちょっとしたほつれだったら縫って着続けたいと考える利用者も数多くいるでしょう。ましてや気に入っている洋服や思い出のある衣服ならなおさらです。

しかし、視力が低下したり、認知症などでほつれやボタンが取れていることに気付かない場合もあります。

衣類のボタンが取れたままではだらしなく見えるばかりではなく、ズボンが落ちてきたり履きにくくなったり、袖口が開いたままで何かにひかけて引っ掛けて危険なことに繋がる可能性もあります。

特にズボンの裾がほつれたままだと、ほつれた部分から裾に足を引っかけたりして危険です。ボタンの付け方や、簡単なほつれ直しの方法は覚えておくと便利です。

本人が出来るようなら、もちろん本人にやってもらうのが1番ですが、視力の低下や指先の巧緻性の低下から糸を通せない場合は、糸通しなどの道具の使え方を教えたり、糸を通す介助をします。使用後は、針が落ちていないかを確認し、元の位置に戻すことが大切です。

1⃣ボタンの付け方

ボタン(2つ穴)の付け方の説明が❶~❹になります。良ければ参考にして見て下さい。

❶ボタンを付ける位置の布を表からすくい、ボタンの裏から針を通す。もう1つの穴に針を表から通す。

❷布の裏まで針を刺し、糸を引いて2,3mmボタンが浮くように4回前後、糸を通す。

❸ボタンと布の間の糸に3,4回糸を巻き付けて糸足をつくる。

❹最後は糸の輪に針を通して糸を引き締め、布の裏側に針を抜いて糸玉を作る。

2⃣裾のほつれ直し

裾や袖口などがほつれたら、まつり縫いなどで直します。縫い目がほつれたら、布の織山を合わせて手前の布と向こう側の布をコの字のようにすくいながら縫います。

2.衣類・寝具の衛生管理

1⃣衣類・寝具の衛生管理の意義

日本には四季があるため、季節ごとに衣類を替える必要があります。衣類の管理や保管方法は、素材や使用方法、季節などに合わせて行います。

管理の仕方が悪いと不衛生となり、感染などによる健康被害が起きたり、衣類を傷めて着られなくなるなどの不経済に繋がります。また、衣類の中には、

  • とても気にっているもの
  • 誰かにプレゼントされた思い出のもの

など、心理的・精神的に大切なものがあるでしょう。

そうした意味からも管理は大切です。次に着る時、その衣類が果たすべき役割を損なわず、気持ちよく着られるように管理することが重要です。

寝具は毎日使われるものであり、免疫力を高めるといわれる睡眠に不可欠なものです。寝具の清潔を保つことは利用者の安心や安全に繋がります。

冬は布団に身体を入れた時に暖かく、夏は汗を吸い取り、サラッとした感触の寝具が日本の季節には合っています。

その寝具が汗やほこりで汚れ、カビや細菌、ダニが発生しているような不衛生で、湿気をを含んだままの保温性のないものであれば、安眠が得られずかえって健康を害します。

寝具は気持ちのよい睡眠を確保できるように、衛生的に管理する必要があります。

2⃣衣類の衛生管理

(1)利用者・家族のやり方を尊重する

衣類の管理などについては、利用者にとって慣れたやり方、わかりやすい整理の方法などが、長い人生の中で確立していると考えらます。

家族の関わりがあると、家族のやり方や考え方もあります。

利用者と一緒に行う場合、その点を十分に配慮し、利用者や家族のやり方で、健康被害が出たり他人に迷惑になるようなものでない限り、介護福祉職側の考え方を押し付けるようなことはやめましょう。

(2)衣類・リネン類の保管方法

衣類、リネン類は分類して保管し、肌着はパンツ、ズボン下、シャツ、タイツ、ソックスなどと分けて整理します。パジャマも分けて保管します。分けて保管することで取り出しやすくなり、持っているものを把握しやすいので、無駄な買い物が減ります。

収納は引き出しの中をボール紙やプラスチックの仕切りを使い整理します。しわにならないようにたたみ、枚数が多いようなら引き出しを別にします。

  • たたんで重ねるとよく見えない
  • 同じような物ばかり着てしまう

ということであれば、

  • 引き出しの高さくらいに小さくたたむ
  • 端から丸めて立てて保管
  • ハンガーでつるして保管

という方法もあります。

靴下は対にして折りたたむ、丸める、履き口のゴム部分を一緒に折り返すなどの方法で、片方ずつバラバラにならないように注意します。

タオルも大きさや使用方法などで分けて収納します。洗面用、身体の清拭用、陰部の清拭用などと分けて使用されることが多いので、保管も棚や引き出しなどを別々にします。

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