こんにちは(^▽^)/ 介護ラボのkanaです。今日は「介護の基本」の中から『生活とは何か?』について昨日、今日、明日の3回に分けて書いていきます。
家庭、地域、社会について
Contents
1.生活によって大切な3つの要素
1⃣家庭
2⃣地域
3⃣社会
1.生活によって大切な3の要素
1⃣家庭
人の生活行動には、年齢や世代、性別、社会的な役割によって様々な名内容が含まれます。時間の掛け方や活動の場も異なりますが、多くの人が私的生活の場・空間を持っています。
家庭は、最も私的な活動の場として、衣・食・住に関する物的要求を満たすだけでなく、夫婦や親子を中心とする家族特有の関係によって、休息や安らぎを得る場でもあります。
家族の構成は個人の自由な意思にゆだねられており、個々の家庭にあり方は異なります。
しかし、家族は複数の成員から構成されているもっとも小さな社会集団であり、集団のルールや取り決めに基づいて、それぞれの役割を果たすことが求められます。
家庭に対して、どのような役割を求めているかの調査結果を見てみると、
- 「家族の団らんの場」
- 「休息・安らぎの場」
- 「家族の絆を強める場」
などがあげられています。
家庭は、「衣」「食」「住」にかかわるg経済的な基盤を持ち、食事や衣類の管理・買い物等、生活の営みに必要な細々とした活動が家族員の相互の協力のもとに営まれることで、休息や安らぎを得て、家族相互の成長を図る場としての役割を持っています。
2⃣地域
私たちは、日々の生活に必要な生活用品や食材を購入するために、近所の商店やスーパーに出かけます。また役所や保健所、銀行や郵便局等の施設で、生活に必要な手続きや申請・相談を行います。
子どもたちは幼稚園や保育所、学校に通い教育を受けます。身体の調整が悪い時は、近くの病院や診療所で受診します。町内会や住民グループの集まり、近所同士の付き合い、行事への参加など、地域では家族以外の人達との様々な交流があります。
このように、私たちは住まいのある地域の中で、そこにいる人や物を介して多種多様な活動を行い生活を営んでいます。つまり、私たちの生活は、個々が地域にいるひとや物を活用することによって成り立っているといえます。
1人暮らしであろうとなかろうと、あるいは暮らし方の違いや生活の程度の差があっても、誰もが地域で何らかの助けを得て暮らしているといえます。
3⃣社会
私たちは、家庭・職場・趣味の活動などや自治会・地域コミュニティといった様々な生活の場において、それぞれ異なった役割を持って生活しています。それぞれが持つ知識や技術を、所属する集団の中で発揮することによって、集団は機能し、1つのまとまりとして維持されます。こうした目的をもって機能する集団が「社会」であり、国はその中で最も大きなものであるといえます。
人はそれぞれが所属する社会の中で、構成員としての意識や役割を持つことによって、自分は社会の役に立っていると感じることが出来ます。
働く目的についてみてみると、
- 「お金を得るために働く」のほかに、
- 「社会の一員として、務めを果たすために働く」
- 「自分の才能や能力を発揮するために働く」
- 「生きがいを見つけるために働く」
と段階的に答える割合が増え、年齢が高くなるほどその思いが強いことが伺えます。
このように、役割は「生きがい」であり、「自己実現」として日々の暮らしを支える精神的な柱となります。そのため役割を失うことによって、疎外感や孤独感を覚え苦しむことになります。
健康や経済的基盤を確保することや、誇りや尊厳のある生活、孤立せずに仲間と共にある生活を送るためには「社会参加の場」が重要な存在であるといえます。
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