【福祉用具とは何か??】基本性能と導入のポイント5つ vol.141

こんにちは 介護ラボのkanaです。今日は「福祉住環境整備」の中から『福祉用具とは何か?』について書いていきます。

福祉用具の分類や留意点について

Contents

1.福祉用具とは何か?
 (福祉用具の定義)
2.福祉用具の分類
3.福祉用具導入にあたっての留意点
(1)基本的な留意点
(2)導入のポイント5つ
 1⃣目的に合わせて機器、用具の選択を行う
 2⃣導入にあたっての時期を見極める
 3⃣活用の目的を明確にする
 4⃣適切な使用方法を指導する
 5⃣住環境整備の1つの手段

1.福祉用具とは何か?

福祉用具とは、障害のある人や高齢者を対象に特別な配慮をした用具のことです。1993年に福祉用具法が制定されたことにより、「福祉用具」という用語が一般的にも使われるようになりました。福利用具は従来身体機能や障害を補う用具として発達。現在では、それだけでなく「QOLの向上」や「自立と社会参加の推進」、「人間としての尊厳の回復」まで期待されています。

福祉用具の定義とは?

心身の機能が低下し日常生活を営むのに支障のある老人又は心身障害者の日常生活上の便宜を図るための用具及びこれらの物の機能訓練のための用具並びに補装具をいう。

福祉用具法とは?

正式名称は「福祉用具の研究開発及び普及の促進に関する法律」という。1993年に厚生省(現・厚生労働省)と通算産業省(現・経済産業省)により制定された。

2.福祉用具の分類

福祉用具の分類は、目的や用具の機能などによっていくつかのカテゴリーに分類されます。介護用・自立用などの視点から分類すると、本人が操作して自立用とするのか、介護者が介護する際に使用するのか、使い方や目的によって次項のように活用する用具が異なります。

(1)基本的な留意点

福祉用具は高齢者や障害者の日常生活の営みを援助するためのものである。そこで下記の点に留意することが必要です。

❶本人の心身状況と家族の介護力、用具を使用する生活環境などを把握し、それを踏まえた選択を意識します。
❷そのためには福祉用具の基本的な機能や性能、コストなどの知識を持っておくことが大切となります。

 福祉用具の分類:介護・自立用などの視点

介護機器(日常生活の介護を容易にする機器)
●日常生活用品(食事・整容・更衣・トイレ・入浴・意思伝達・睡眠・移動・体位保持)
●外出用品(車いす、自動車など)
●趣味用品(テレビ、ラジオなど)

自立機器(日常生活を自分で行うのに便利又は容易にする機器)
●日常生活用品(食事・整容・更衣・トイレ・入浴・意思伝達・睡眠・移動・体位保持)
●家事、ホームメンテナンス用品
●外出用品(ワゴン、自動車など)
●趣味用品(テレビ、カメラ、トランプ、木工、手芸など)
●健康管理増進機器(血圧計、体温計、エルゴメーター(自転車の形をした訓練器具、下肢の筋力増強や持久力の向上のために用いる)

治療機器(心身機能を治療する機器)
●生命維持機器(人工呼吸器など)
●物理療法機器、運動療法機器、装具、評価測定機器

機能補填機器(喪失した機能を代替する機器)
●眼鏡、補聴器、義肢、義眼、義歯、装具、酸素補給器など

訓練機器(生活能力を訓練する機器)
●日常生活訓練機器、作業能力訓練機器

職業能力開発機器(職業能力の開発を行う機器)
●評価測定機器、作業訓練機器

(2)導入のポイント5つ

1⃣目的に合わせて機器、用具の選択を行う

自立用なのか、介護用として導入する用具であるのかを把握したうえで、素材や構造、性能、駆動方式の違いも考慮し選択します。

2⃣導入にあたっての時期を見極める

利用者の心身状況に合わせてよりふさわしい用具を導入します。特に進行性の場合は、タイミングの見極めが重要となります。

3⃣活用の目的を明確にする

用具を何のために利用するのかを明確にします。例えば、車いすでは移動用としての他に、仕事、スポーツ、買い物など、具体的な使用目的を確認しておくと、有用な活用に繋がります。

4⃣適切な使用方法を指導する

福祉用具は、専門家によるアドアイスや指導等に基づいて使用します。使い方を間違えると事故や怪我に繋がる場合もあり、特に認知症高齢者などへは配慮が必要となります。また用具に頼りすぎると廃用症候群に繋がる可能性もあります。

廃用症候群とは?

病気や障害などをきっかけに、安静、寝たきりの状態から引き起こされる心身の不使用による機能低下のこと。具体的には、皮膚・筋の萎縮、関節の拘縮、心肺、消火器の機能低下などがみられる。

5⃣住環境整備の1つの手段

福祉用具の導入と共に、家具の配置や介護の役割分担など、生活の仕方を見直すことも必要となります。福祉用具も住環境整備の1つの選択肢といえ、住宅改修などと同じように、コストを踏まえながら、福利用具で生活上の障害すべてを解決するのは難しい点にも留意し、用具の有効な活用方法を考えることも重要です。

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