こんにちは 介護ラボ・カナログのカナです。今日は福祉住環境の中から・・・
在宅介護において、福祉住環境整備の意義とは?
Contents
1.その人らしい暮らし
2.暮らしの拠点としての家と福祉住環境整備
3.様々な職種との協働
4.介護の目標
5.情報整理とコーディネートの難しさ
6.社会参加と社会的貢献
1.その人らしい暮らし
「その人らしい暮らし」を実現するためには、まずその人らしいADLを実現することになりますが、必ずしもADLの動作を1人で行えることに拘る必要はありません。
福祉住環境整備は、単に機能性のコスト面から判断するのではなく、「その人らしい暮らし」を回復し、実現、維持することが大切で、そのため本人をよく理解した上で実施することが必要になります。
実際に自ら行えること以上に、介助を受けたり、また道具を用いるなどして一連の生活行為を成立させる能力と、これを自立して維持することが重要になります。
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2.暮らしの拠点としての家と福祉住環境整備
提供される介護のサービスを受動的に受けるのではなく、本人が自立した環境を作ることが大切になります。また、本人の個性を引き出し、多様なニーズに対応できる環境が求められます。
3.様々な職種との協働
高度医療の専門分化に伴い、福祉住環境の基本方針を立てる際には、対象者の心身機能の現在の状況や、将来の見通しなどを、各分野の専門職と連携して確認することが必要になります。
福祉住環境整備後の使用状況の評価を行う際にも、経過観察の結果、福祉住環境整備後の環境をうまく活用できていない場合、その要因を検討するために、各分野の専門職は互いに協力することが求められます。
4.介護の目標
「介護を受ける本人の人間らしい生活」を維持していくために不可欠な、「生活行為を成立させる援助を通じ、生命や生活を維持し、生きる意欲を引き出すこと」が大切である。在宅介護はこの「介護」を住み慣れた我が家において実現することを目指します。
5.情報整理とコーディネートの難しさ
介護保険導入以降、在宅介護に関する情報やサービスは拡大しています。情報収集力が足りないと的確なサポートが難しくなりますが、多すぎたり偏りがあると、必要な情報の整理が難しくなることがあります。単にサービスを組み合わせるのではなく、アセスメントとモニタリングを繰り返し、本人と家族に必要な情報を提供することが大切です。
6.社会参加と社会的貢献
在宅介護における自立支援の最終目的は、対象者本人の社会参加や社会貢献を可能にすることです。
福祉住環境誠意においては、外出次の自宅周辺環境や最寄駅、公園、店舗状況にも配慮し、目的に合わせた外出方法や手段を確保することが求められます。
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