[高齢者に多い]疾患別にみた福祉住環境

【心筋梗塞の特徴】2つの治療方法と狭心症との違いについて vol.132

2020-10-23

こんにちは 介護ラボ・カナログのカナです。今日は福祉住環境の中から・・・

心筋梗塞発症後の生活上の問題点と福祉住環境整備

Contents

1.心筋梗塞の特徴と治療
 1⃣心筋梗塞の原因・症状
 2⃣虚血性心疾患の原因・症状
 3⃣狭心症の原因・症状
2.心筋梗塞の治療
3.心筋梗塞のリハビリテーション
4.生活上の問題点と福祉住環境整備
 1⃣心筋梗塞発症後の生活上の不便・不自由と配慮・工夫
 2⃣福祉住環境整備

1.心筋梗塞の特徴と治療

1⃣心筋梗塞の原因・症状

心筋梗塞とは?
心臓の筋肉(心筋)に栄養や酸素を運んでいる冠動脈が、動脈硬化のために詰まって血液が流れなくなり、心筋や酸素・栄養不足になって壊死する病気のこと。

心筋梗塞は、胸部の強い痛みが30分以上続き、狭心症のニトログリセリンが効かない場合に疑われます。

完全に動脈が閉塞して心筋が壊死する心筋梗塞では、胸に激痛を覚え、倦怠感や呼吸苦を生じるとともに、重症になるとショック状態に陥ることがあります。

冠動脈とは?

心臓は、1日に約10万回心筋を収縮させ、毎分5リットルの血液を全身に送り出している。その心筋へ酸素や栄養を供給しているのが冠動脈であり、右冠動脈と左冠動脈の2本に分かれている。

2⃣虚血性心疾患の原因・症状


虚血性心疾患とは?
心筋に栄養を供給している2本の冠動脈が細くなったり詰まったりして、心筋に酸素や栄養を供給できなくなった状態のこと。その代表が心筋梗塞と狭心症になります。

3⃣狭心症の原因・症状

狭心症とは?
強いストレスなどが加わることで心筋が一時的に血液不足となり、強い痛みが生じる疾患です。

2.心筋梗塞の治療

心筋梗塞の治療
血栓を溶かす薬物療法のほか、カテーテル治療、バイパス手術などが行われる。カテーテル治療には、冠動脈の狭窄部や閉塞部を広げるバルーン療法(経皮的冠動脈形成術)、狭窄部にバネのようなチューブを入れて血流の再開通を促すステント療法などがあります。

バルーン療法・ステント療法とは?

バルーン療法とは、先端にバルーンの付いたカテーテルを経皮に挿入し、冠状動脈の狭窄や閉塞を起こした部位で膨らませて、血液の増加や再開を図る治療法のこと。

ステント療法とは、血管などの狭窄や閉塞を起こした部位に、金属で出来た網状の筒(ステント)を留置することによって、血流の増加や再開を図る治療法のこと。

心筋梗塞などの再発予防には、原因となる動脈硬化の進行を防ぐため、食事療法(低コレステロール食と減塩)、運動療法、禁煙などを行う。

3.心筋梗塞のリハビリテーション

リハビリテーションは、

  • 「急性期」
  • 「回復期」
  • 「維持期」

に分けらえれます。

回復期では運動療法が中心となりますが、運動強度が低すぎるとリハビリテーションとしての効果が望めず、高すぎると危険性が増すため、具体的なプログラム立案においては、運動強度の設定が重要になります。

治療を終えた後も、再発防止のために、動脈硬化の進行を抑える青魚や野菜を中心とした低コレステロール食と塩分の少ない食事を心掛けることや、禁煙やアルコールの多飲を控え、ストレスの少ない生活を送ることも大切になります。

4.生活上の問題点と福祉住環境整備

1⃣心筋梗塞発症後の生活上の不便・不自由と配慮・工夫

住み慣れた家では、特に不便を感じないため、知らぬ間に運動強度が高くなりすぎて心臓に負担が掛からないように注意します。

  • 極端に運動を避け、安静を保ってしまうと、今度は心臓機能の低下を招き働きを悪化させることも考えられるので、適度な強度を個別に検討する。
  • 階段の昇降など、運動強度が高い動作は避けるか、ゆっくり行う。
  • 入浴は、胸の高さまでとし、湯をあまり高くせず、つかる時間が長くならないようにする。

排便時のいきみは心臓に負担が掛かるため、便秘にならないように配慮します。重い荷物の持ち上げ時にも心臓への負担に注意しましょう。

2⃣福祉住環境整備

❶階段の昇降などにより心臓・血管系など循環器系に負担を掛けない。

➡階段昇降の回数を出来る限り減らす。勾配が急な場合は、手すりを設置し昇降はゆっくり行う。

➡階段昇降機やエレベーターなどの設置も検討する。

❷温度変化に注意する。

➡部屋と廊下、脱衣所と浴室などの温度差解消のため、エアコンなど冷暖房機器を設置する。

➡洗面や家事の際、水温の調節に配慮する。

➡夜間にトイレに行く習慣があれば、夜間の暖房も配慮する。

トイレ、浴室、ベットサイドなどには、緊急の通報システムを設置したり、トイレは洋式とし、排便姿勢が楽になるように配慮をすることも必要です。

どの程度の負担が許容されるかは、主治医と十分に話し合い、主治医からの情報をもとに検討することが必要です。

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kana

はじめまして(^-^)/
介護ラボのカナです。
ブロガー歴2年半(818記事執筆)
介護のあれこれを2020年6月~2022年9/8まで毎日投稿(現在リライト作業中)

社会人経験10➡介護の専門学校➡2021年3月卒業➡2021年4月~回復期のリハビリテーション病院で介護福祉士として就業中。

好きな言葉は『日日是好日』
「福祉住環境コーディネーター2級」「介護福祉士」 ◉現在福祉住環境コーディネーター1級勉強中!
介護のことを少しでも分かり易く書いていきたいと思っています。
よろしくお願いします♡

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