【②認知・行動障害】発達障害(ASD・ADHD・LD)とは? vol.157

こんにちは 介護ラボ・カナログのカナです。今日は「福祉住環境」の中から、『認知・行動障害』について3回にわけて書いていきます。今回は2回目です!

自閉症(ASD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)について

Contents

1.自閉症(ASD)
 1⃣自閉症の3つの特徴
 2⃣ASDのリハビリテーション
 3⃣ASDの生活上の不便・不自由・工夫(介護)
 4⃣ASDの福祉住環境整備
2.注意欠陥多動性障害(ADHD)
 1⃣注意欠陥多動性障害とは
 2⃣ADHDのリハビリテーション
 3⃣ADHDの生活上の不便・不自由・工夫(介護)
 4⃣ADHDの福祉住環境整備
3.学習障害(LD)
 1⃣学習障害とは
 2⃣LDの生活上の不便・不自由・工夫(介護)
 3⃣LDの福祉住環境整備

1.自閉症(ASD)

1⃣自閉症の3つの特徴

  • 社会性の能力の障害:対人・社会面で適切で相互的な関係を作ることが困難
  • コミュニケーション能力の障害:言葉の理解が遅れ、相手との相互的な意思疎通を図ることが困難
  • 想像力の障害とそれに伴う行動障害:思考や行動の柔軟性の発達が未熟で、こだわりが強い
自閉症の捉え方とは?

かつては親の育て方の問題と言われていたが、近年は脳の機能障害と捉えられるようになりました。

2⃣ASDのリハビリテーション

自閉症・ADは、長い期間に渡って持続する障害の為、早期からの適切な教育・療育が求められます。耳をふさぐなど感覚刺激への偏った反応に対しては、徐々に新しい感覚を体験させ、適応反応を促します。

3⃣ASDの生活上の不便・不自由・工夫(介護)

  • 本人の行動や反応を見ながら、そのペースに合わせた反応が重要。
  • 言葉の遅れ、社会性や対人関係の障害、同じ行動を何度も繰り返す常同的行動、環境の変化に対する嫌悪などがある。
  • 特異行動のパターンを周囲が理解。住環境整備により過剰な刺激を避ける。言語による指示に加え、視覚情報なども利用する。

4.ASDの福祉住環境整備

感覚刺激を伴う家電製品、家具などに配慮が必要である。新しい環境に不安を感じパニックになったり、以前の状況へのこだわりが強いため、家具の配置替えなどは慎重に行うことが必要です。

自閉症・ASD]

2.注意欠陥多動性障害(ADHD)

1⃣注意欠陥多動性障害とは

ADHDとは?

年齢あるいは発達に不釣り合いな「注意力」「衝動性」「多動性」を特徴とする行動の障害。社会的活動や学業などに障害をきたします。

  • 不注意:1つのことをするのに集中力を持続することが困難で、注意散漫な状態を呈する。
  • 多動性:一定の時間じっとしていることが出来ない。
  • 衝動性:順番を待てない、質問途中で答えてしまう

など。

2⃣ADHDのリハビリテーション

注意力が散漫にならないような集中しやすい環境設定を工夫する。指示・伝達は短めにして注意力を喚起、集団への適応を図ります。

3⃣ADHDの生活上の不便・不自由・工夫(介護)

問題行動そのものをなくすという考えよりも、その行動がなぜ起こるのか(視覚・聴覚・触覚刺激など、誘発刺激は何か)を念頭に置いて、環境設定に配慮しながら対応していくことが大切です。

4⃣ADHDの福祉住環境整備

  • ①衝動性または不注意による家具や装飾品の破損防止対策。
  • ②床に置いてあるものにつまずいたり、転倒したりする危険性があるので、必要ないものはなるべく収納する。
  • ③装飾品は、華美にならないようシンプルなものにする。
  • ④音に敏感に反応する場合は、家電製品や通信機器などの音量を調節する。

3.学習障害(LD)

1⃣学習障害とは

基本的に全般的な知的発達に遅れはないが、「書く」「聞く」「話す」「読む」「計算する」または「推論する能力」のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示す状態のこと。

学習障害とは?

「原因として、中枢神経系に何らかの機能障害があると推定されるが、視覚障害、聴覚障害、知的障害、情緒障害などの障害や、環境的な要因が直接の原因となるものではない」と定義されています。

2⃣LDの生活上の不便・不自由・工夫(介護)

知的障害と比べ、全体的に能力が低いのではなく、出来ることと出来ないことの差が大きく、不器用であったり、やる気がないとみられるなど、他者から理解されにくい。

  • 身体的援助:手、肘など直接手を添えて動かし方を教える。
  • 視覚的援助:絵や文字を活用し、具体的にやって見せる。
  • 視覚的援助:手順を声に出して確認し、節目ごとに言葉で確認するように指導する。
学習障害のリハビリテーションとは?

バランスが悪くぎこちない、指先が不器用などの症状がみられるため、遊具活用によるバランス運動の向上、両手を使った協調運動の練習により、手指の巧緻性向上などを図る。

3⃣LDの福祉住環境整備

不器用・バランスが不安定の為、

  • 「段差の解消」
  • 「段差のあるところに目印を付ける」
  • 「床の障害物を片付ける」

などを行います。

視空間認知・構成能力に問題があるため、急な模様替えや配置替えは混乱を招くので慎重に行うことが必要です。

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