【①内部障害】心臓機能障害、呼吸器機能障害について vol.159

こんにちは 介護ラボ・カナログのカナです。今日は福祉住環境の中から「内部障害」について、全3回の1回目になります。

7つの障害の総称である「内部障害」とは?

Contents

1.内部障害とは
2.心臓機能障害
 1⃣特徴と症状
 2⃣原因疾患とリハビリテーション
3.呼吸器機能障害
 1⃣特徴と症状
 2⃣原因疾患とリハビリテーション

1.内部障害とは

身体障害者福祉法による定義では、内部障害とは、「心臓、腎臓、肝臓、呼吸器、膀胱もしくは直腸、小腸又はヒト免疫不全ウイルス(HIV)による免疫の機能障害」の7つの障害の総称であり、日常生活が著しく制限されると認められるものをいいます。

内部障害は、ADL(日常生活動作)もIADL(手段的日常生活動作)も、時間をかければ1人で出来る人が多いため、外部からは分かりにくいが、対象者は不安やストレスを抱えており、周囲の理解と援助が必要となります。

医療機器の使用や装着が必要な人がおり、その使用によって生活上の管理や福祉住環境整備への理解が重要です。

2.心臓機能障害

心臓機能障害とは、冠動脈に大量の脂質が沈着する事などに起因する動脈硬化(粥状効果)によって心筋虚血を生じ、からだに必要な血液を十分に送り出せなくなった状態のこと。この状態が続くと、急性あるいは慢性心不全や狭心症などを生じます。

心筋虚血とは?

心筋に送られる血液が少なくなったり、途絶したりすること。

1⃣特徴と症状

加齢や生活習慣病が引き金となって発病することが多く、生活習慣病の代表的な疾患です。主な症状は、「動機」「息切れ」「疲れやすさ」「胸痛」「チアノーゼ」「呼吸困難」「下肢や顔のむくみ(浮腫)」とそれによる「体重増加」「尿量の減少」「悪心」「嘔吐」「便秘」「下痢」「食欲不振」など多岐に渡ります。

チアノーゼとは?

血液中の酸素欠乏と二酸化炭素の過剰により、唇や爪が暗い紫色になること。心臓や肺の障害が原因となることが多い。

2⃣原因疾患とリハビリテーション

動脈硬化、高血圧症、高脂血症、インスリン感受性低下などにより冠動脈疾患が発症し、心臓機能障害の原因となります。

運動不足や肥満、喫煙、ストレス、食生活の偏りなど、生活習慣や加齢による機能低下など、動脈硬化などの危険因子となります。

治療として、

  • 「薬物療法」
  • 「カテーテル治療」
  • 「ペースメーカーの埋め込み」

などの適切な治療で症状はかなり安定します。

包括的心臓リハビリテーションと呼ばれ、対象者の早期離床、早期退院、早期社会復帰、さらにADLやQOLの向上を目的としています。

ADLに必要な酸素消費量を知り、活動制限を考慮した福祉住環境整備を進めることにより、無理のない日常生活を送れるようにします。

酸素活動量とは?

様々な日常生活の活動に必要とされる酸素消費量が、活動の種類ごとにMETs(メッツ)という単位で表されている。

3.呼吸器機能障害

1⃣特徴と症状

呼吸器機能の3つの役割
❶換気機能
❷通気性の維持・気道の浄化機能
❸肺胞ガス交換機能
という人体の生命維持に重要な役割を担う ➡ いずれかの機能に障害を生じたものが「呼吸器機能の障害」である。

症状
「息切れ」「チアノーゼ」「咳と痰の増加」「呼吸困難」「喘鳴」など。重症になると、影響は心臓に及び「心不全」となります。

2⃣原因疾患とリハビリテーション

わが国では呼吸器機能障害の基礎疾患に肺結核後遺症が多いことが特徴である ➡ 今後、肺結核後遺症の幻想、慢性閉塞性肺疾患(COPD)の増加が予想されています。

COPDとは?

Chronic Obstructive Pulmonary Diseaseの頭文字。喫煙などによって気管支や肺の中の肺胞に炎症が起こることで慢性的な息切れが起きる病気。

1985年、在宅酸素療法(HOT)が医療保険適用となり、多くの慢性呼吸不全患者が病院から在宅へ生活の場を移すことが出来るようになりました。呼吸不全の症状を緩和するために、「酸素療法」や「人工呼吸器」を装着しながら在宅生活する人が増え、生命予後の延長とQOLの向上が得られるようになりました。

HOTとは?

Hyperbaric Oxygen Therapyの頭文字。酸素ボンベなどの酸素を供給する装置を設置し、吸入し続けることで息切れを軽減し、疾病の発症や進行を予防する方法。「気管切開人口呼吸療法」と「マスク式人工呼吸療法」がある。

呼吸機能が十分に戻らない場合でも、従来の日常生活や職業に復帰するため、呼吸リハビリテーションは重要です。COPD以外にも気管支喘息や間質性肺炎など、呼吸リハビリテーションが必要な多くの疾患があります。COPDを対象とした治療プロブラム、包括的呼吸リハビリテーションの実践が必要です。

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