障害別に見た福祉住環境整備

【❹肢体不自由:ALS・筋萎縮性側索硬化症】進行性疾患の福祉住環境 vol.136

2020-10-27

こんにちは 介護ラボ・カナログのカナです。

前回「脊髄小脳変性症」を書きましたが、進行性の肢体不自由について、何回かに分けて福祉住環境の視点からまとめていきます!

✅介護ラボのトップページ(介護について色々なカテゴリーをまとめています)🌟

✅介護ラボ・辞書のトップページ

進行性疾患:ALS・筋萎縮性側索硬化症

進行性疾患の住環境整備

1⃣ALS特徴

「ALS」とは、大脳から筋肉に命令を伝達して動かす神経が徐々に変性し、筋肉が萎縮していく進行性の疾患です。

多くは中年期(40歳代)以降に発症。患者は10万人辺り2~3人で、男性の発症が女性より1.5~2倍多くなっています。

2⃣ALSの症状

ALSの症状は、全身の筋力が低下して力が出せなくなり、手指や足の力がなくなる、うまく話せない、むせやすくなる、など様々な症状がでます。

生活上の不便・不自由の配慮・工夫

病状の進行に伴い、

  • 舌の萎縮
  • 嚥下障害
  • 構音障害

などが出現し、末期には発語も嚥下も出来なくなります。

  • 誤嚥性肺炎を併発すると、死亡の原因にもなるため注意が必要となります。

「介護ラボ」の人気の記事 
介護に困ったときに知っておきたいこと(相談窓口・手続き) 
介護保険で利用できる『7つの介護予防プログラム』を使って自立した生活を継続しよう! 
【ピアジェ、エリクソン、ハヴィガースト】発達段階と発達課題 vol.77  
【比較】エンパワメントとストレングスとは?介護福祉職による支援方法 vol.45  
【老年期】ハヴィガースト、エリクソン、ペック、レヴィンソン、バルテスの発達理論 vol.283  
【介護福祉の基本理念・ポイント3つ】最も大切な理念とは? vol.8  
【障害受容の5つの段階】障害者を取り巻く4つの障壁(バリア)vol.49  
【発達理論】ピアジェ、エリクソン、バルテスの発達論を理解する vol.76  
【アセスメントの3つの視点】情報の解釈、関連付け、統合化とは? vol.195 

福祉住環境整備

     

1⃣進行の中期

疾患の進行の中期段階では、下記の1⃣~3⃣のような経過をたどります。

  • 1⃣上肢の筋力が低下:自助具、上肢装具、軽い力で利用できる福祉用具など
  • 2⃣下肢筋力が低下:上肢装具装着、手すり設置、段差解消など、歩行機能を補えるよう考慮。立ち上がり動作を容易にするため、便器は高めにします。但し、いずれ立ち上がることが困難になるため、補高便器や立ち上がり補助便座などを設置することが必要です。
  • 3⃣構音障害などが起こりコミュニケーションが困難になる : 操作姿勢等を考慮し、パソコン、携帯用会話補助装置などの導入を検討します。
携帯用会話補助装置とは?

合成・録音音声などにより、言葉や意思を相手に伝える装置のこと。

2⃣進行の後期

疾患の進行の後期段階では、座位姿勢も困難になってきます。そのため、リクライニング式車いすを導入、ヘッドサポートが必要となります。

  • 特殊寝台の導入により介護負担軽減が可能となります。この場合、ハイアンドロー機能が付帯されていると便利です。
  • 排泄機能は失われないため失禁することはありませんが、排泄物の始末に汚物流しを設置すると便利です。
「筋萎縮性側索硬化症」

⭐気になるワードがありましたら、サイドバー(携帯スマホは最下部)にサイト内検索があります。良かったらキーワード検索、もしくは下記をクリックしてみて下さい(^▽^)/

ADL QOL グループホーム ケーススタディ コミュニケーション ノーマライゼーション バリアフリー ブログについて ユニバーサルデザイン 介護の法律や制度 介護サービス 介護予防 介護保険 介護福祉士 介護福祉職 他職種 住環境整備 入浴 入浴の介護 医行為 喀痰吸引 地域包括ケアシステム 多職種 尊厳 感染症 支援 施設 権利擁護 社会保障 福祉住環境 福祉住環境整備 福祉用具 経管栄養 老化 脳性麻痺 自立支援 視覚障害 認知症 誤嚥性肺炎 障害について 障害者 障害者総合支援制度 障害者総合支援法 食事 高齢者


人気ブログランキング

にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村

に参加しています。よかったら応援お願いします💛

Twitterのフォローよろしくお願いします🥺





Follow me!

  • X
  • この記事を書いた人
  • 最新記事

kana

はじめまして(^-^)/ 介護ラボのカナです。
2020年6月に「介護ラボ」を開設しました。
介護の専門学校で学んだ知識をベースに、介護の基礎から高齢者心理、ADL、ボディメカニクスなど、介護・福祉に関する情報を幅広く発信し、これまでに820記事以上を執筆しています。
介護福祉士・福祉住環境コーディネーター2級を取得し、回復期リハビリテーション病院で約2年間勤務しました。学んだ知識と現場での経験をもとに、「なぜそうするのか」という根拠や考え方も大切にしています。
現在は介護ラボのほか、介護ラボ・辞書の運営や外部メディアへの協力など、活動の幅を広げています。

介護・福祉を学んでいる人、現場で働く人、そして家族の介護について知りたい人へ。
「知っておくと少し見え方が変わる」「次にどうすればいいかが分かる」、そんな情報を届けていけたらうれしいです。

-障害別に見た福祉住環境整備
-, , ,