【❷統合失調症の人へのコミュニケーション技術】面接技術の5つのポイント VOL.456

こんにちは 介護ラボのkanaです。「コミュニケーション技術」の中から『統合失調症』について。昨日はコミュニケーション支援、今日はコミュニケーション技術の2回に分けてまとめていきます。

統合失調症の人に対する基本的対応

Contents

1.統合失調症の人に対するコミュニケーション技術
 1⃣基本的対応
 2⃣面接技術の5つのポイント
 ❶わかりやすく話す
 ❷的を絞る
 ❸聞き取りやすさの工夫をする
 ❹繰り返し確認する
 ❺言葉と態度を一致させる
2.まとめ

1. 統合失調症の人に対するコミュニケーション技術

1⃣基本的対応

統合失調症の人への支援は、医療や介護、福祉的な支援及び訓練を提供する多様な施設・機関で行われており、近年は支援を受けながら在宅生活する人も増加しています。

症状や障害の程度によって支援内容は異なりますが、多くは「対話」によるコミュニケーションを必要とします。

さらに、どこでどのように支援するかによっても、その技術の用い方は異なります。例えば、

  • 買い物や外出時の支援 ➡ 本人が自分で出来る範囲と求められる支援内容について、本人の意向を聞き出したり汲み取る技術や、支援の過程で本人と共同する技術が必要
  • 不眠や被害妄想、興奮、無為、自閉などに応じた支援 ➡ 本人の困惑や不快を理解し、感情を受け止めたことを表現する技術と、適切に対処するために本人にわかるよう情報提供や助言などの説明する技術が必要

となります。

また、期日に合わせた支払いや書類手続き、定期的な通院や服薬など、日常生活や療養生活の状況を本人に確認する際は、支援者が知りたい答えを引き出せるような尋ね方の技術が必要となります。

2⃣面接技術の5つのポイント

❶わかりやすく話す

コミュニケーションを取る時に、

  • 「私は、」
  • 「〇〇さんは、」
  • 「先生が、」

など、主語をはっきりさせましょう。

そして、1度にいくつものことを伝えようとせず、文章を短く区切ることが大切です。

❷的を絞る

的を絞る

抽象的な表現を控え具体的に話しましょう。「〇〇について聞きます」など、話の的を絞り、閉じられた質問であるクローズドクエスチョンで尋ねると効果的です。

❸聞き取りやすさの工夫をする

聞き取りやすさの工夫をする

語尾をはっきりさせてハキハキと明快に話しましょう。周囲の雑音が会話の邪魔にならないような環境調整の配慮も大切です。

❹繰り返し確認する

1度の説明や応答でわかったと思わず、何度か繰り返して本人の理解を確かめることが必要です。

メモを用いたり復唱してもらう方法もあります。

❺言葉と態度を一致させる

怒っているのに笑顔を見せるなど、言葉と態度の矛盾があると混乱を招き正しくメッセージが伝わりません。両者を一致させることが重要です。

2.まとめ

コミュニケーションは同方向性のあるものなので、上記❶~❺のような支援者からの能動的な働きかけだけでなく、

  • 本人の表情や態度
  • 話し方や声の調子

などを観察して、非言語メッセージを受け止める技術や、本人に特有の言語表現を理解する力も必要です。

コミュニケーション

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