
こんにちは
介護ラボ・カナログのkanaです。今日は・・・
「思考とは何か?」と、妄想の6種類について
Contents
1.思考とは?
1⃣思考過程の異常
2⃣思考内容の異常
1.思考とは?

思考とは・・・
ある問題に対して、過去の経験や知識をもとに適切な考えを次々思い起こしながら互いに結び付け、判断や推理によって解決策を導く心の活動のことです。
1⃣思考過程の異常
思考過程の異常には、認知症で見られる保続や、双極性障害の躁状態の際に見られる観念半逸、統合失調症で見られる連合弛緩があげられます。
思考過程の異常
【保続】
一度考えをめぐらせると他の話題になっても同じ考えしか出来なくなってしまうこと。保続の見られる人に「お名前は何ですか?」と聞いた後に、「今日の日付はいつですか?」と聞いても名前を答えてしまうことがある。
【観念半逸】
次々に関連する考えがわいてきて、本来考えるべき問題から次第に離れてしまうこと。
【連合弛緩】
1つの考えと次の考えの関係性が乏しく、考えがまとまらなくなってしまうこと。
2⃣思考内容の異常
思考内容の異常には『妄想』があげられます。主な妄想の種類について・・・
妄想の6種類
①もの盗られ妄想
自分のものが盗まれたと考える妄想
②嫉妬妄想
配偶者が浮気をしていると考える妄想
③被害妄想
他人が自分に何か悪いことをしていると考える妄想
④心気妄想
重大な病気にかかっていると考える妄想
⑤貧困妄想
経済的には問題ないにもかかわらず、金銭的に不自由していると考える妄想
⑥罪業妄想
自分が罪深く悪いことをしていると考える妄想

うつ病では、「心気妄想」、「貧困妄想」、「罪業妄想」などがみられることがあります。

統合失調症では、「被害妄想」である、他人に自分の悪口をいわれている、他人に見張られている、騙されているといった妄想が生じます。

アルツハイマー型認知症では、「もの盗られ妄想」、「嫉妬妄想」、「被害妄想」などがみられることがあります。

に参加しています。よかったら応援お願いします💛
良かったらTwitterのフォローお願いします🥺