こんにちは 介護ラボのkanaです。今日は「発達と老化の理解」の中から、『消化器系感染症』の胆のう炎、胆管炎について書いていきます。
胆のう・胆管とは?
Contents
1.消化器系感染症、胆のう炎・胆管炎
1⃣概要
2⃣原因
3⃣症状
4⃣治療
1. 消化器系感染症、胆のう炎・胆管炎
1⃣概要
「胆のう」は、肝臓で生成した胆汁を保存するところです。「胆管」は、胆汁を十二指腸に運ぶ役割を持っています
胆のう炎や胆管炎は、高齢期に消化器系感染症として頻度が高い病気となります。
2⃣原因
胆汁の細菌感染と胆汁がうっ滞して胆管内の圧力が上がるという両方が揃ったときに起こります。
うっ滞の原因は、胆管結石や胆管の狭窄、がんなどになります。
3⃣症状
主な症状として、
- 39℃以上の高熱
- 吐き気
- 嘔吐
- 右上部腹部痛
- 黄疸
などがあります。
また「敗血症」になる恐れもあります。
「敗血症」とは、細菌が血流にのって全身に広がった状態で、感染症の最重症状態です。医療機関を受診する必要があります。
4⃣治療
治療方法として、
- 絶食・輸液
- 抗菌薬(抗生物質)
- 手術
などがあり、症状によって治療方法が異なります。
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