【③高齢者及び障害児・者の経管栄養概論】消火器のよくある6つの症状 vol.542

こんにちは 介護ラボのkanaです。今日は「医療的ケア」の中から『高齢者及び障害児・者の経管栄養概論』について10回にわけて(消化器系の役割から経管栄養が必要な状態など…)書いていきます。今日は3回目です!

消化と吸収について

Contents

1.消化・吸収とよくある消火器の6つの症状
 1⃣げっぷ
 2⃣しゃっくり
 3⃣胸やけ
 4⃣嘔気・嘔吐
 5⃣下痢
 6⃣便秘

1.消化・吸収とよくある消火器の6つの症状

1⃣げっぷ

飲食や唾液を飲み込む際など、自然に飲み込まれた空気や胃内で発生したガスは胃底部に溜まっていきます。それらが一定量を超えたり満腹等により胃の圧力が高まると噴門を開きそれらを排出します。

「げっぷ」とは、胃内のガスが食道を逆流して口から吐き出されることです(おくびともいいます)。胃内にガスが貯留した状態で体位を変えるなどすると、げっぷとともに胃の内容物の逆流(嘔吐)が起こることがあります。

経管栄養を注入後は、暫く状態を起こしておく、背部を軽くたたくなどしてガスの排出を促すようなケアが必要です。

2⃣しゃっくり

しゃっくりは胃底部の膨満や冷たいものを飲み込んだ際に、横隔膜が刺激されて起こる現象です。経管栄養注入の刺激で起こることがあります。

しゃっくりが頻発する場合には注入を中止し、口腔内の状態及びほかの症状の有無の観察を行い、看護職に連絡する必要があります。

3⃣胸やけ

胸やけは前胸部から胃部にジリジリと焼けるような不快な感じのことです。脂肪や炭水化物を多量に摂取した時や、胃酸が食道に逆流して起こります。

食道炎を伴う場合もあります。

経管栄養を実施している場合は、栄養剤の流動性が高いため逆流しやすくなります。また、長期間経鼻経管栄養を行っている場合や、高齢者では下食道括約筋の締まりが弱くなることで逆流しやすくなります

経管栄養を実施する際は上体を起こす等の姿勢を整え、逆流を防止する工夫が必要です。

4⃣嘔気・嘔吐

嘔気は胃の内容物を吐き出したいという切迫した不快感、いわゆる吐き気です。嘔吐は胃の内容物が実際に吐き出されることです。

経管栄養では注入された栄養剤が、逆流して戻ってくる場合があります。

経管栄養において「嘔気」「嘔吐」を引き起こすのは、

  • 仰臥位など逆流しやすい姿勢で注入した場合
  • 注入する栄養剤の温度によって刺激があった場合
  • 注入速度が速くそれが刺激となる場合
  • 量が多すぎて逆流する場合

などになります。

こみ上げてきた胃の内容物を吐き出すことができない場合、気管に流れ込み、気管を塞ぐと窒息状態になり死に至ることもあります。

また、誤嚥性肺炎の要因にもなります。

経管栄養時に嘔気・嘔吐がみられた場合は直ちに注入を中止し、窒息や誤嚥の防止に努め看護職に速やかに連絡する必要があります。

5⃣下痢

下痢は糞便の水分量が増して、液状の糞便を排泄することです。腸蠕動の亢進、腸の水分吸収力の低下や腸液の分泌亢進などで起こります。

下痢の際は排便回数が増えますが、排便回数が多くなっても液状でなければ下痢とは言いません。また、1回のみであっても、液状であれば下痢です。

6⃣便秘

便秘とは、

  • 排便回数が少ない
  • 便の量自体の減少
  • 水分が少なくかたい便
  • 排便困難
  • 残便感
  • 腹部が張った感じ

などの状態の組み合わせであり、自然な排便のリズムが乱れ、便が長時間腸内に留まり不快に感じる状態のことです。

便秘による症状として多く見られるのは「ガスによる腹痛や張り」です。

ガスの貯留による腹部のハリは食欲の低下を招きます。また半座位の姿勢をとった時は、特に横隔膜を圧迫するため呼吸の困難感として現れる場合もあります。

経管栄養時にみられる便秘の原因として、水分不足、食物繊維不足、運動不足、腸蠕動機能の低下などがあげられます。

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