【④高齢者及び障害児・者の経管栄養概論】経管栄養が必要な状態とは? vol.543

こんにちは 介護ラボのkanaです。今日は「医療的ケア」の中から『高齢者及び障害児・者の経管栄養概論』について10回にわけて(消化器系の役割から経管栄養が必要な状態など…)書いていきます。今日は4回目です!

経管栄養について

Contents

1.経管栄養
 1⃣経管栄養とは
 2⃣経管栄養が必要な状態
 (1)飲み込みの働きが低下している状態
 (2)栄養不良や水分不足が推測される状態

1.経管栄養

1⃣経管栄養とは

経管栄養とは、口から食事を摂ることができない、あるいは摂取が不十分な人の消化管内にチューブを挿入して栄養剤(流動食)を注入し、栄養状態の維持・改善を図る方法です。

経静脈栄養(点滴等で静脈から栄養を投与する方法)に比べ、より食事に近く生理的であり、消化管の機能もより正常に維持・増進することができます。

さらに、管理も安全に行いやすく、栄養療法にかかる費用も少ないなどの利点があります。

2⃣経管栄養が必要な状態

(1)飲み込みの働きが低下している状態

嚥下障害が起こると必要な栄養や水分の摂取不足が生じます。嚥下反射の低下により、食物や口内残渣物、唾液等が気道に流入し「誤嚥性肺炎」を引き起こすことも問題になります。

嚥下障害は単独で引き起こされるものではなく、嚥下に必要な器官の機能が低下することのよって起きる場合や、何かしらの疾患に合併する形で起こることがあります。

大きく分けると、

形態的な異常:口蓋裂や、口腔から咽頭・食道の障害(食道裂肛ヘルニア:横隔膜にある食道が通る穴から胃の一部が胸腔側に脱出している状態)、胃の噴門部のけいれん(食道アカラシア)等

神経・筋系の異常:脳性麻痺、脳出血障害、パーキンソン病、重症筋無力症など

加齢に伴う機能低下

になります。

嚥下障害があると、食事のむせ込み(特にお茶や汁物、唾液等でむせ込む)、湿性嗄声(痰が絡んだようなゴロゴロとした声)、食べ物が喉につかえて逆流してくる、口内に食物が残っている等がみられます。

(2)栄養不良や水分不足が推測される状態

栄養不良の症状には、

  • 体重減少(痩せる)
  • 抜け毛が多くなる
  • 毛髪の色が褪せてくる
  • 皮膚の炎症を起こしやすい
  • 傷が治りにくい
  • 免疫力が低下し感染症に罹りやすい
  • 下肢や腹部がむくむ

などがあります。

一方、水分不足の症状には、

  • 口内・舌・口唇の乾燥
  • 皮膚のハリがなくなる
  • 唾液がベタベタになる
  • 尿量が減少する

などがあります。

「元気がない」「倦怠感がある」「ボーっとしている」「よろけやすい」等がどちらにも共有する症状です。

栄養不足や水分不足が続くと生命の危機に繋がります。

摂取する量が足りていても、何らかの理由で経口摂取が出来なくなり、栄養不良、水分不足の症状が出現している場合で、消化機能に大きな問題が無ければ経管栄養が検討されます。

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