【心身の特性に合うインテリア】非常時の対応や経費について vol.145

こんにちは 介護ラボのkanaです。今日は「福祉住環境」の中から『心身の特性に合うインテリア』について書いていきます。

心身の特性に合った色彩・照明計画や維持管理について

Contents

1.色彩への配慮と色彩計画
2.照明計画
3.インテリア
4.冷暖房
 1⃣暖房
 2⃣冷房
5.非常時の対応
6.住宅改造の経費上配慮
7.維持管理(メンテナンス)の配慮

1.色彩への配慮と色彩計画

高齢者に適すると思われがちな落ち着いた色彩で住宅内全体をまとめると、変化に乏しく雰囲気が重くなります。居間や食堂などの大きな部屋は、壁にアクセントとになる明るく鮮やかな色を入れると雰囲気に変化が付きます。

トイレや洗面・脱衣室などの小部屋は壁面全体を明るい色調で仕上げるとよいでしょう。

2.照明計画

居室への日照が十分でない住宅では、居間、寝室で高齢者が座る部分に高照度の照明をつけるとよい。照明の光源が直接目に入ると、刺激が強すぎるので避けます。

玄関や廊下、階段などには、明るさ感知式スイッチや人感スイッチを使用すると移動時に安全、かつ消し忘れもなくなります。

光の光源の留意点

ベットに仰臥(仰向寝)している時に、光源が直接的に視野に入ると、まぶしさを感じるので配慮する必要がある。可動の照明器具を活用するとよい。

3.インテリア

高齢者や障害者の気持ちを最大限尊重し、安心感と快適感を与えるインテリアにすることが大切です。

  1. 気持ちをリラックスさせる思い出の品々を飾るスペースや棚の確保を検討します。
  2. 寝室の出入り口付近に全身を映す鏡をかけ、外出時に身だしなみを整えられるようにすると、人に会う心構えや、誰かに会いたいという良い緊張感に繋がります。

4.冷暖房

高齢者は若齢者と比べ温度変化への対応が難しいことに配慮する必要があります。

1⃣暖房

暖房方法には、大きく分けて対流暖房と幅射暖房があります。

対流暖房とは?
温風で室内を暖める(エアコン、ファンヒーターなど)。立ち上がりは早いが、天井近くの温風の吹き出し口付近は温度が高く、足元付近は暖まりにくいため、天井と床面の温度差が大きい。
※対流暖房では、直接温風が身体に当たらないように考慮する必要があります。また感覚障害がある場合は、輻射暖房を計画することも大切です。

輻射(ふくしゃ)暖房とは?
周りに熱を放射する(床暖房、パネルヒーター)のこと。立ち上がりは遅いが、空気の対流を起こさないので、ほこりが立たず、天井と床の温度差も小さくなります。

暖房への配慮は?

温度差が血圧の上昇に大きく影響する高齢者には、十分な配慮が必要である。寝室、居間、食堂などの居室やトイレ、食堂脱衣室の暖房に配慮し、室間の温度差が大きくならないようにする。室間温度差が身体に与える影響をヒートショックと呼び、心筋梗塞や脳血管障害にならないようにヒートショック対策をした住まい造りを考える必要があります。

2⃣冷房

冷房はエアコンが主流。暖房同様、吹き出し口の冷風が身体やベッドの位置に直接当たらないよう設置します。エアコンの暖房と冷房の吹き出す方向は違うことに注意が必要です。

冷房への配慮は?

冷房は身体面への影響は少ないが、外気温が高温になれば適切な温度調節が必要となる。

5.非常時の対応

  1. 住宅内での通報:同居家族が在宅の場合、インターホンやコールスイッチを活用する。通報装置には配線式とワイヤレス式がある。
  2. 住宅外への通報:1人暮らしや高齢者夫婦のみ、あるいは同居家族が外出しがちな場合、家族の携帯電話や親戚・知人宅を通報先とするか、警備会社へ通報するかの方法がある。親戚や知人と緊急連絡先の対応方法を打ち合わせたり、警備会社に頼む際の設備のイニシャルコストや月々のランニングコストを検討したりなど、事前に考慮しておく必要がある。
ワイヤレス式コールスイッチとは?

コールボタンからの信号を受信器が受け、家族に通報音が通知される。壁が厚い住宅や送受信機の距離によっては電波が届かない場合があるので、設置した部屋でしっかりと電波が届くかを確認する必要がある。

イニシャルコストとは?
機器設置に必要な工事費用等のこと。

ランニングコストとは?
実際の使用時に必要となる費用。ガス代や電気代など。

火災警報器と煙感知器
緊急時の対応として、現在では新築、既存にかかわらず、全ての住戸に住宅用火災警報器の設置が義務付けられている。

6.住宅改造の経費上の配慮

事前の検討事項
軽費がいくらかかるか、誰がどのように負担するかを事前に明確にして、本人と家族の了解を得ます。福祉用具の活用によっても改造内容が異なるので、あらかじめ検討します。また介護保険や、その他の自治体や公的団体の住宅融資、助成制度の活用も検討することが大切です。

住宅改造費の確認
住宅改造工事は、工事を始めてから既存部分の他に予想以上の経費が掛かることがあるので、多少余裕を見て予算を立てる必要があります。

7.維持管理(メンテナンス)の配慮

維持管理が容易な設計や福祉用具であることを配慮して選択をします。

  1. 複雑な機構の福祉用具は、販売店、代理店やメーカとメンテナンス契約を結びます。
  2. 設置のためのイニシャルコスト以外に、保守点検のためのメンテナンス費用や電気代などランニングコストも検討します。

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