【高齢者に多い疾患】脱水症と貧血の原因と治療方法 vol.434

こんにちは(^▽^)/ 介護ラボのkanaです。今日は「発達と老化の理解」の中から高齢者に多い疾患の『脱水と貧血』について書いていきます。

貧血の4つの原因と3つの症状とは?

Contents

1.脱水症
 1⃣概要
 2⃣原因
 3⃣症状
 4⃣治療
2.貧血
 1⃣概要
 ◉貧血の基準値
 2⃣4つの原因
 (1)鉄欠乏性貧血
 (2)二次的貧血
 (3)老人性貧血
 (4)慢性炎症に伴う貧血
 3⃣ 貧血の3つの症状
 4⃣治療
  ◉鉄剤の服用
  ◉食事

1.脱水症

1⃣概要

脱水症とは

脱水症とは、何らかの原因で体液が不足した状態のことをいいます。

高齢者は、特に体液量が少ないため脱水症を起こしやすく、早めに適切な処置を施さないと生命の危険性が高い病気です。

2⃣原因

脱水症の原因は・・・

  • 発熱
  • 下痢や嘔吐
  • 発汗
  • 水分摂取の低下

などで起こります。

3⃣症状

脱水症の症状は・・・

  • 皮膚や粘膜の乾燥
  • ふらつき
  • めまい
  • 活動性の低下
  • 体重減少
  • 尿量の減少
  • 体温上昇

などがみられます。

重度の場合は、「意識障害」や「身体のけいれん」などが起こったりします。

1日に必要な水分摂取量を知り、定期的に水分を補給することが大切です。また、部屋の湿度や温度の調整などにも配慮することが必要です。

4⃣治療

脱水症の治療

脱水症の治療として、経口的に水分補給が可能な場合は「経口補水液」などを摂取します。

飲食が困難であったり、血圧低下や意識障害がみられる場合は速やかに医療機関で点滴治療などを受ける必要があります。

2.貧血

1⃣概要

貧血とは?

貧血とは、「赤血球数の低下、または血色素量であるヘモグロビンの低下をきたした状態」の総称です。

血液をつくる造血機能は、「骨髄」と「リンパ組織」です。

造血機能は加齢とに伴い低下します。そのため、赤血球やヘモグロビンの生成が不足します。

貧血はあくまで症状の1つですが、近年、高齢者の貧血が注目されています。

◉貧血の基準値

【男性】
◉WHO(成人の場合)
・血色素量:13g/㎗未満
・赤血球数:400万
◉日本 ※65歳以上の場合
・血色素量:11g/㎗未満

【女性】
◉WHO(成人の場合)
・血色素量:12g/㎗未満
・赤血球数:380万
◉日本 ※65歳以上の場合
・血色素量:11g/㎗未満

2⃣4つの原因

高齢者の貧血

高齢者の貧血では、「鉄欠乏性貧血」「二次的貧血」の頻度が高いですが、高齢者では貧血の原因が単一であるとは限らず、複数の要因によっておこる場合が多いです。

(1)鉄欠乏性貧血
鉄欠乏性貧血

鉄欠乏性貧血は、最も多い貧血で90%以上を占めています。ヘムの合成には鉄が必要です。その鉄が不足するためヘモグロビンの合成が出来ずに貧血となります。

鉄欠乏性貧血は、

  • 中高年男性
  • 閉経後の女性
  • 悪性腫瘍による消化管出血

が原因で起こります。

(2)二次的貧血
二次的貧血

血液疾患以外の原因で生じる貧血のことです。

二次的貧血は、

  • 悪性腫瘍
  • 感染症
  • 慢性炎症
  • 腎疾患
  • 内分泌疾患
  • 肝疾患

などがあります。

(3)老人性貧血
老人性貧血

ヘモグロビンが9~11g/㎗で1年以上変化がなく、かつ、原因疾患を特定できないものをいいます。

(4)慢性炎症に伴う貧血
慢性炎症に伴う貧血

様々な「慢性炎症性疾患」により、炎症性サイトカインが増えることにより貧血が生じます。 ※慢性炎症性疾患とは、感染症や悪性腫瘍のこと。

サイトカインは、細胞から分泌される生理活性物質で病気と闘うために分泌されますが、過剰に分泌される結果、肝臓におけるペプシジンの産生が亢進します。

すると、血清鉄の低下やヘモグロビンの低下をきたし、貧血を起こすという仕組みです。

3⃣貧血の3つの症状

軽度の貧血

貧血が軽度の場合は、特に自覚症状はありません。下記の3つが貧血の代表的な症状になります。

  • ❶頻脈、動悸、血色が悪くなる、手足が冷える、立ち眩み:朝の起床時などによくみられます。このような症状がある時は、ゆっくり起き上がることが大切です。
  • ❷注意力低下、イライラ感
  • ❸脱水、衰弱感

4⃣治療

◉鉄剤の服用
鉄剤の服用

経口鉄剤は、空腹時や胃のpHが低い時の方が吸収されやすいです。経口鉄剤内服中は、便が黒っぽくなります。また、胃腸障害などの副作用が出現するので注意が必要です。

◉食事

鉄分が多く含まれるものを摂るようにします。

緑茶にはタンニンが含まれています。タンニンは鉄の吸収を妨げるので、食後しばらくたってから飲むようにしましょう。

  • イワシ
  • カツオ
  • レバー
  • ひじき

など、鉄分が多く含まれた食事をすることは大切ですが、貧血となると食事だけで鉄分を補給するのは困難なので医療機関を受診することが必要です。

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