こんにちは!
介護ラボ・kanalogのカナです💚 今回は・・・
地域包括ケアシステムについて
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地域ケアシステムとは?
地域包括ケアシステムとは、高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的のもとで、可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることのできる地域の包括的な支援・サービス提供体制のことです。
2025年を目途にその構築が推進されています。
2025年まであと2年、2025年問題の年ですね・・・
地域包括ケアシステムを分かりやすくく言うと・・・
「医療」「介護」「予防」「住まい」「生活支援」の5つが、切れ目なく一体的に提供される体制のことです。※保険者である市町村や都道府県が、地域の自主性や主体性に基づき、地域の特性に応じて作り上げることが求められています。
この5つを次項でさらに説明していきます。
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【自己実現と尊厳について】ポイントは4つ♪ vol.9
【人間の尊厳と利用者主体】ポイント3つとICIDH vol.18
【人権や尊厳に関する日本の憲法(13条や25条)】3つの法律ついて vol.20
【尊厳を損なう介護と守るための介護】ポイントは4つ vol.31
【自立支援とは?】利用者の自己決定による自立を支援する vol.67
【介護保険制度の目的】被保険者の対象年齢と加入条件とは? vol.86
【②知的障害】日常生活の大切さ・ライフステージに応じた支援 vol.98
【ジョハリの4つの窓】自己覚知・自己開示と3つの変化とは?? vol.101
【バイステックの7原則とは?】援助関係の構築方法 vol.249
❶医療
病気になったら・・・
・急性期病院
・亜急性期・回復期リハビリ病院
・日常医療
・かかりつけ医
・地域の連携病院
※特に高齢者は「かかりつけ医」を持つことで、体調の変化や、継続した身体状況を把握することができ、重篤化になるリスクや早期発見に繋げることが出来ます。
❷介護
介護が必要になったら・・・
【在宅系サービス】
・訪問介護・訪問看護・通所介護
・小規模多機能型居宅介護
・短期入所生活介護
・24時間対応の訪問サービス
・複合型サービス(看護小規模多機能型居宅介護)等
【施設・居宅系サービス】
・介護老人福祉施設(特養)
・介護老人保健施設(老健)
・認知症対応型共同生活介護
・特定施設入居者生活介護 等
❸予防
- 介護予防サービス
- 地域密着型介護予防サービス
※要支援1,2の方が対象で、施設サービスはありません。
❹住まい
・自宅
・サービス付き高齢者向け住宅 等
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❺生活支援
・地域包括支援センター
・ケアマネージャー
※地域包括ケアシステムは、おおむね30分以内に必要なサービスが提供される日常生活圏域(具体的には中学校区)を単位として想定しています。
自助・互助・共助・公助とは
また、地域包括ケアシステムの実現に向けては、
🔸自助
自分のことを自分でする。自らの健康管理(セルフケア)。市場サービスの購入
🔸互助
介護保険に代表される社会保険制度及びサービス
🔸共助
ボランティア活動。住民組織の活動
🔸公助
生活保護。一般財源による高齢者福祉事業等。人権擁護・虐待対策。ナショナルミニマム=生活保護などの社会扶助
の4つを組み合わせることが重要です。
地域包括ケアシステムは、保険者である市町村や都道府県が、地域の自主性や主体性に基づき、地域の特性に応じて作り上げていくことが必要になります。
近年、「互助」は弱体化する傾向にありますが、社会保障制度改革国民会議の報告書においても、地域包括ケアシステムの構築は、「21世紀型のコミュニティの再生」と位置付けられており、「互助」が重要視されています。
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