【比較(生活の基本機能)】家族と家庭の違いとは? vol.512

こんにちは(^▽^)/ 介護ラボのカナです。今日は「社会の理解」の中から『比較(生活の基本機能)』について書いていきます。

ライフサイクル(ライフステージ)・ライフスタイルについて

Contents

1.生活の多様性を捉える視点
 1⃣ライフサイクル (ライフステージ)
 2⃣ライフスタイル
2.「家族」と「家庭」の違い
 ◉育児・介護休業法の対象家族とは?

1.生活の多様性を捉える視点

1⃣ライフサイクル

ライフステージとは?

ライフステージとは、人生の各段階について心理学の発達理論を用いて捉えたもので、乳児期、幼児期(前期・後期)児童期、学齢期、青年期、成人期、壮年期、老年期などに分類されています。

例えば、心理学者のエリクソンは、それぞれの発達段階に対応する発達課題について指摘しています。

2⃣ライフスタイル

ライフスタイルもライフステージとほぼ同じことですが、例えば学校への入学や卒業、就職、結婚などの人生の節目やパターンを重視する概念です。

しかし、現在ではライフスタイルの変化に伴い、個人の多様性を尊重する「ライフコース」を用いることが一般的です。

ライフスタイルについて、2007年(平成19年)に、内閣府経済社会総合研究所が実施した「新しいライフスタイルの創出と地域再生に関する調査研究」の報告書では、「(消費)行動」と「生き方」に着目し、

❶志向(何に関心があるのか)

❷嗜好(何に喜びを感じるのか)

❸環境(社会的条件・制約)

❹行動(実際に何を消費し、どのように暮らすのか)

の4つの構成要素をあげています。下記で❶~❹を細かくまとめていきます。

❶の志向は、本人の素地だけではなく、本人が生まれ育った家庭や地域社会、その時代の流行などの社会的条件により形成されるものです。

❷の嗜好は、志向するライフスタイルがあっても、実際にはそれを行ううえでの嗜好があるため、志向と嗜好とのギャップがある場合が多いでしょう。これも様々な社会的条件により左右されるものです。

❸の環境は、実際に本人を取り巻く社会的条件や制約を意味し、目指す志向や嗜好を知っていても、人々を取り巻く環境は性別・年代・場所・時代などの影響を受けます。

❹の行動は、自分の志向・嗜好を踏まえつつも、環境と照らし合わせ、様々な妥協を図ることになります。行動の結果、自分のライフスタイルに満足する場合もあれば、そうでない場合もあります。

2.「家族」と「家庭」の違い

「広辞苑」によれば、『家族』とは、「夫婦の配偶関係、親子・兄弟などの血縁関係によって結ばれた親族関係を基礎にして成立する小集団」と説明されています。

法令用語としても、家族についていくつかの用例が見受けられますが、対象範囲に明確な法則性はありません。

一方で、『親族』に関する規定は明確で、民法第725条で次のように規定されています。

民法
(親族の範囲)
第725条 次に掲げる者は、親族とする。
 一 六親等内の血族
 二 配偶者
 三 三親等内の姻族

※血族→血のつながりのある者、姻族→義理の者

また、民法第727条から第729条において次のように補則されています。

民法
(縁組による親族関係の発生)
第727条 養子と養親及びその血族との間においては、養子縁組の日から、血族間におけるのと同一の親族関係を生じる。
(離婚等による姻族関係の終了)
第728条 姻族関係は、離婚によって終了する。
2 夫婦の一方が死亡した場合において、生存配偶者が姻族関係を終了させる意思を表示したときも、前項と同様とする。
(離縁による親族関係の終了)
第729条 養子及びその配偶者並びに養子の直系卑属及びその配偶者と養親及びその血族との親族関係は、離縁によって終了する。

一方、「広辞苑」によれば『家庭』とは、「夫婦・親子などが一緒に生活する小さな集まり。または、家族が生活する場所」と説明されています。

つまり、家族は生活を共にする近親者の「集団」に着目した概念であり、家庭は近親者が生活を共にする「場所」に着目した概念といえます。

国立社会保障・人口問題研究所が2013年(平成25年)に行った、女性を対象とした「第5回全国家庭動向調査」の報告書において、家族であるための用件について「重要(「とても需要」「やや重要」)」とされたものは高い順に、

  • 困った時に助け合う:96.1%
  • 精神的な絆がある:91.3%
  • 互いにありのままでいられる:88.7%
  • 血のつながりがある:82.2%
  • 日常生活を共にする:73.5%
  • 経済的につながりがある:62.4%

でした。

ここから、現在の家族像としては、同居の有無や経済的機能よりも、情緒的機能が重視されていることがうかがえます。

◉育児・介護休業法の対象家族とは?

家族について、育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律(育児・介護休業法)では、「配偶者(事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含む)、父母、子、配偶者の父母、祖父母、兄弟姉妹、孫、同居の親族」と規定しています。

家庭

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