人間の理解

【発達心理学】エリクソンの8つの発達段階  vol.624

2022-02-27

こんにちは 介護ラボのkanaです。今日は「人間の理解」の中から『発達心理学』について書いていきます。

人間の段階的な発達

Contents

1.人間の段階的な発達
 1⃣人間の発達
 2⃣人間の発達段階
 3⃣エリクソンの発達段階説
 ◉エリクソンの8つの発達段階
2.まとめ

1.人間の段階的な発達

1⃣人間の発達

発達とは?

発達とは、年齢を重ねる中で心身に生じる変化と定義されます。

これまで、人間の発達は「生理的発達」を中心に考えられていました(生理的発達とは、おもに身体面の成長・成熟を意味します)。

人間は身長50cmほど、体重3000gほどで誕生した後、成人になるまでに身長は出生時の3倍以上、体重は15~20倍に増加します。

また、生理的発達と相互に対応しているのが運動機能の発達です。人間は、自分で立つこともできない未熟な状態で生まれてきますが、身体の成長と共に運動機能が発達することで、自分で出来ることが増え、行動範囲が広がっていきます。

さらに、身体面が成長したり運動機能が発達するだけでなく、人の心も年齢と共に発達していきます。

身体の成長は、身長や体重だけでなく、性的な未熟も含めて青年期までにはほぼ完成しますが、こころはその後も質的な変化を続けます。

こういった、主に精神的側面の変化を「心理的発達」といい、現在では、心理的発達も含めて、受胎から死に至るまでの一生の変化全てを『発達』と呼びます。

2⃣人間の発達段階

発達の過程において、発達現象や特徴を示す区切り・区分のことを「発達段階」といいます。

発達の一般的な区分には、

  • 乳児期・幼児期:赤ちゃんの時期
  • 児童期:子どもの時期
  • 思春期・青年期:青年の時期
  • 成人期:大人の時期
  • 老年期:高齢者の時期

などがありますが、様々な発達段階説が存在し、発達過程をどのように区分するのか、発達段階をいくつに区分するのかは、それぞれの発達段階説によって異なっています。

また、発達段階には年齢の目安がありますが、それは絶対的なものではなく個人的なパーソナリティ、家族や地域などの環境、社会状況、文化の影響、などによって大きく異なります。

パーソナリティとは?

その人の志向や行動を特徴づけている一貫性と持続性を持った心身の統一的な体制のこと。日本語では「人格」と訳します。

3⃣エリクソンの発達段階説

◉エリクソンの8つの発達段階
エリクソンの❽つの発達段階説(年齢はあくまでも目安)
乳児期(生後~2歳ごろ)
・発達課題:基本的信頼の獲得
・危機:不信
・特徴:母親(養育者)との関係を通して、自分自身あるいは自分を取り巻く環境が信頼出来るものであることを感じる段階

幼児期前期(4歳頃まで)
・発達課題:自立性の獲得
・危機:恥・疑惑
・特徴: 基本的なしつけを通して、自分自身の身体をコントロールすることを学習する段階

幼児期後期(7歳頃まで)
・発達課題:自主性の獲得
・危機:罪悪感
・特徴: 自分の力で実現する経験と、それに伴う喜びを通して、自主的に行動することを学習する段階

児童期・学童期(12歳頃まで)
・発達課題:勤勉性の獲得
・危機:劣等感
・特徴 :努力して何かを成し遂げる経験と、それに伴う喜びを通して、有能感を持つことを学習する段階

思春期・青年期(22歳頃まで)
・発達課題:同一性の獲得
・危機:同一性拡散
・特徴 :子どもから大人へと変化していく過程において、「自分とは何者であるか」というアイデンティティ(自己・自我の同一性)を獲得する段階

成人期前期(30歳代前半まで)
・発達課題:親密性の獲得
・危機:孤立・孤独
・特徴 : 結婚や家族の形成に代表される親密な人間関係を築き、人と関わり愛する能力を育み連帯感を獲得する段階

成人期後期(60歳代前半まで)
・発達課題:生殖性の獲得
・危機:停滞
・特徴 : 家庭での子育てや社会での仕事を通して、社会に意味や価値のある者を生み出し、次の世代を育てていく段階

老年期(65歳以降)
・発達課題:自我の統合
・危機:絶望
・特徴 : これまでの自分の人生の意味や価値、そして、新たな方向性を見いだす段階

発達段階については様々な説がありますが、現在では「人間は生涯発達し続ける」という考え方のもとに、誕生から死に至るまでの過程をいくつかに区分して、各段階における発達の特徴をし理解する方法が指示されています。

その大代表的な発達段階説を唱えたのが、発達心理学者のエリクソン(Erikson,E.H.)です。

エリクソンは、乳児期から老年期までの8つの段階に区分し、それぞれの段階において達成することが期待される発達課題を上記の表のように説明しています。

2.まとめ

エリクソンの発達段階説は、人が発達の過程において様々な課題や危機に直面することを示しています。

個人差はありますが、私たちは1歩ずつパーソナリティや社会性を発達させていくことがエリクソンの発達段階説でわかります。

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kana

はじめまして(^-^)/
介護ラボのカナです。
ブロガー歴2年半(818記事執筆)
介護のあれこれを2020年6月~2022年9/8まで毎日投稿(現在リライト作業中)

社会人経験10➡介護の専門学校➡2021年3月卒業➡2021年4月~回復期のリハビリテーション病院で介護福祉士として就業中。

好きな言葉は『日日是好日』
「福祉住環境コーディネーター2級」「介護福祉士」 ◉現在福祉住環境コーディネーター1級勉強中!
介護のことを少しでも分かり易く書いていきたいと思っています。
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