医療的ケア

【医療的ケア】安全に喀痰吸引や経管栄養を提供する4つの方法 vol.48

2020-07-31

こんにちは(^▽^)/

介護ラボ・kanalogのカナです。今日は。。。

喀痰吸引・経管栄養の安全な実施とリスクマネジメントの考え方

Contents

1.喀痰吸引や経管栄養の安全な実施
(1)安全に喀痰吸引や経管栄養を提供する重要性
  ①命を守ることを最優先にすること
  ②介護福祉職が出来る範囲、役割を正しく理解すること
  ③安心に繋がる確実な行為が出来ること
  ④失敗を隠さずに報告すること
2.リスクマネジメントの考え方と枠組み
  ❶リスクマネジメントとは
  ❷ヒヤリハット・アクシデント報告

1.喀痰吸引や経管栄養の安全な実施

(1)安全に喀痰吸引や経管栄養を提供する重要性

「日常生活を営むのに必要な行為」として、介護福祉職も医療チームの一員として喀痰吸引や経管栄養について役割を担うことになりました。

医療の第1の使命は、人命を救うことです。

命が危険にさらされたときに、その危険を排除し人間が持っている自然治癒力を駆使し、生命活動が継続できるようにします。人命を救う使命を持つ「医療」が、人々の命を危険な状態にすることは許されません。安全、確実に行うことが重要です。

①命を守ることを最優先にすること

喀痰吸引や経管栄養の行為は、身体に直接、管の挿入や栄養物の注入を行うため、危険を伴います。

確実な方法で実施しなければ、利用者の身体に危害を与えてしまうおそれがあります。安全に行うためには、人体の生理・解剖や救急蘇生を含め適切な知識や技術を習得することが必要です。

自信のない行為は原則行わないか、確実に実施出来る人に頼むことが必要です。失敗したときは1人で抱え込まず、隠さずに早めに報告することが利用者の命を守ることになります。

医行為」「喀痰吸引」「経管栄養

他の『医行為』記事はこちらから・・・
【2000年以降の介護】今日の介護サービスの枠組みが整備される vol.7

喀痰吸引』『経管栄養』記事はこちらから・・・
【医療的ケア】介護福祉職が実施可能となった5つの医行為 vol.47

②介護福祉職が出来る範囲、役割を正しく理解すること

日常的に利用者の状態に関して医師や看護師と情報を共有します。
介護福祉職が実施するには医師の指示と承認が必要で、吸引が必要な状態かどうかの判断・確認は看護職の役割です。

介護福祉職は、指示を受けた時点から変化が起きていないかどうか実施前に再度状態を観察し、普段との違いや異常を発見した場合は、速やかに看護職に連絡・報告し、新たな指示をうけます。

③安心に繋がる確実な行為が出来ること

喀痰吸引や経管栄養の行為は危険を伴うため緊張します。過度の緊張感や「怖い」をいう思いは利用者に伝わり、不安を抱かせます。

不安が不信感につながることもあります。

冷静、確実に実施できる力をつけることが最重要事項です。

④失敗を隠さずに報告すること

失敗したり、ヒヤリハットしたことは「恥ずかしいから」「出来ない人と思われるから」などの理由で誰にも伝えず、隠してしまいがちです。

しかし隠すと同じ過ちが繰り返されます。

誰にでも起こりうる出来事として、隠さずに報告し、次の時に出来るように、あるいは他の人が同じ過ちを繰り返さないようにすることがとても重要です。
再発防止に向けて全員で共有することが求められます。

2.リスクマネジメントの考え方と枠組み

リスクとは一般的に「ある行動に伴って(あるいは行動しなかったことによって)、危険に遭う可能性、損をする可能性を意味する概念」とされています。

危険とは、潜在的に危険の原因となりうるものと、実際にそれが起こって現実の危険となる可能性とを組み合わせたものと言われています。

潜在的に危険の原因があるとしても、それがまず起こりえないと考えられる場合のリスクは低く、一方発生の確立は低くても起こった場合の結果が甚大であれば、リスクは高いと言われています。

❶リスクマネジメントとは

リスクマネジメントとは、

「リスク=危機・危険」と「マネジメント=管理」

を組み合わせて危機管理と言われています。

危機管理とは・・・
リスクを回避する事、あるいは起こりうる結果を最小に抑えることであり、概ね次の2つのことについて対策を立てておき、確実に実行できるようにします。

●予防対策
事故を起こさないように予防策を講じること
●事故対策
事故が発生したときに迅速で確実な対処が行えること

リスクマネジメントでは、どんなベテランであっても事故を起こしうるものだという前提で、その予防策を講じることが重要です。起こしうる事故に対して、その事故を起こさないように予防策を立て、職員全員がそれを理解し、守り、実行することが求められます。

それでも起きてしまった事故には、誠心誠意迅速確実に対処する必要があります。事故の被害者は、利用者だけではなく、居宅の場合などは家族や第三者、時に自分自身を含めた職員(介護職、看護職、医師など)である場合もあります。

現場では、リスクマネジメントを行うための文書(リスクマネジメント・マニュアル)を作成し、それを遂行する組織的な枠組みを作っているところが多くあります。リスクマネジメントの全体を理解しながら、それに沿って実施・報告などを行う必要があります。

❷ヒヤリハット・アクシデント報告

リスクマネジメントを確実に行うためには、ヒヤリハット・アクシデント報告が重要な役割を果たします。そのためにも、ヒヤリハットやアクシデントに気付く観察力が重要です。

いつもと違う変化が「ヒヤリハット」に相当する出来事かどうか判断が困難な場合があります。

介護福祉職はいつもと違った変化については看護職に報告し、看護職が「ヒヤリハット・アクシデント」に相当する出来事かどうかを判断します。

リスクマネジメントで大切なことは・・・

予防
事故対策(迅速・正確な対応)状態を悪化させない
再発防止策
この3つを行うことが重要になります。


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kana

はじめまして(^-^)/
介護ラボのカナです。
ブロガー歴2年半(818記事執筆)
介護のあれこれを2020年6月~2022年9/8まで毎日投稿(現在リライト作業中)

社会人経験10➡介護の専門学校➡2021年3月卒業➡2021年4月~回復期のリハビリテーション病院で介護福祉士として就業中。

好きな言葉は『日日是好日』
「福祉住環境コーディネーター2級」「介護福祉士」 ◉現在福祉住環境コーディネーター1級勉強中!
介護のことを少しでも分かり易く書いていきたいと思っています。
よろしくお願いします♡

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