発達と老化の理解

【高齢者に多い悪性腫瘍・胃がん】一般的な症状と全人的苦痛・トータルペインについて vol.424

2021-08-11

こんにちは(^▽^)/ 介護ラボのkanaです。今日は「発達と老化の理解」の中から『高齢者に多い悪性新生物・胃がん』について書いていきます。

薬物療法の4つの目的とは?

Contents

1.胃がん
 1⃣概要
 2⃣原因
 (1)食生活
 (2)ピロリ菌による感染
 (3)その他
 3⃣症状
 (1)胃内病変による症状
 (2)癌の一般的な症状
 4⃣治療
 (1)手術や放射線治療
 (2)薬物療法の4つの目的

1. 胃がん

人間の身体は、およそ60兆個の細胞で出来ています。悪性新生物(悪性腫瘍)であるがんは、正常な細胞の遺伝子に傷がついて出来る異常な細胞の塊です。がんにより亡くなる人は1981年(昭和56年)から、亡くなる率のトップになっています。また年齢階級別を見ると、男女ともおおよそ60歳代から増加し、高齢になるほど高くなっています。

がんの部位別にみた亡くなる順位は、胃がん→肺がん→大腸がんが上位を占めています。今日は「胃がん」についてまとめていきます。

1⃣概要

胃がんの概要

胃粘膜に発生する悪性腫瘍で、男女ともがんによる部位別で亡くなる順位のトップでしたが、1960年(昭和35年)以降は、亡くなる順位は低下しています。

その背景には、健康診断による早期発見や、減塩などの食生活の見直しなどがあると考えられます。

2⃣原因

(1)食生活

私たちの身体は、代謝の過程で生じる身体に不要な物や有害なものを体内で処理したり、体外に排泄したりするシステムを備えています。ところが、

  • 塩分の過剰摂取
  • 肉食に偏った食事
  • 野菜の摂取不足
  • 発がん性のある食品添加物の過剰摂取
  • アルコールの過剰摂取

などを続けていると、がんが増殖しやすい「がん体質」に陥ってしまうといわれています。

(2)ピロリ菌による感染

ピロリ菌は、胃の粘膜に生息している細菌です。感染が長引くと胃炎や胃潰瘍などを引き起こし、その一部が胃がんに進行するといわれています。

ピロリ菌の感染率は、中高率で高い傾向にあります。感染していることが分れば「除菌療法」がすすめられています。

ピロリ菌は、ヘリコプターに属するグラム陰性桿菌。胃や小腸に炎症や潰瘍を起こす細菌です。

(3)その他

喫煙や大量の飲酒、運動不足など、「生活習慣」が大きく関係しています。

3⃣症状

早い段階で自覚症状が出ることは少ないといわれています。

(1)胃内病変による症状

代表的な症状は、

  • 胃の痛み・不快感・違和感
  • 胸やけ
  • 吐き気
  • 食欲不振

などです。

これらの症状は胃がん特有の症状ではありません。

日頃の状態をよく観察し、医療職と連携を十分に行います。また、「食事がつかえる」「体重が減る」などといった進行がんの症状がないかも見ていく必要があります。

(2)癌の一般的な症状
がんの一般的な症状

がんの一般的な症状は、「全身倦怠感」「食欲低下」「体重減少」などです。また、がんの末期では、胃がんに限らず『全人的苦痛』が生じます。

その中でも身体苦痛である「がん性疼痛(がん自体が原因となって生じる痛み、慢性的で強い痛み)」が大きな課題となっています。

全人的苦痛・トータルペインとは?

身体的苦痛や精神的苦痛、霊的苦痛、社会的苦痛のこと。これらの苦痛は相互に関連し合っているという考え方。

がんによる痛みは、交感神経の働きを低下させ、抑うつ状態を起こします。そしてこの抑うつ感は、逆に痛みを強めることになります。

高齢者の中には、自分の痛みを的確に表現することが困難な人もいます。また、痛みを我慢することが美徳と考える人が居るかもしれません。

しかし、痛みを我慢することは、生活全般に大きな影響を及ぼします。状態をよく観察し、医療職との連携のもと痛みのコントロールにかかわる姿勢が必要です。

十分な睡眠や適度な運動、バランスのとれた食事を心掛け、生活の質であるQOLを低下させないよう支援することが大切です。

4⃣治療

(1)手術や放射線治療
手術や放射線治療

がん細胞が局所に留まっている場合に、がんの発生部位とその周囲を完全に手術で切除したり、放射線で破壊したりする治療方法です。

(2)薬物療法の4つの目的

薬物療法の目的は、大きく4つに分けられます。

❶治癒・根治や寛解を目指す

❷がんを縮小させて手術をより確実にする

❸再発を予防する

❹延命効果や症状の緩和を図る

薬物療法である抗がん剤は、化学物質を用いた治療法で、がん細胞の増殖を抑えるもの、がん細胞の分裂を阻害するものなどがその作用になります。例えば、胃がんには「フルオロウラシル」などが使用されます。

薬物療法のほかに、前述した手術や放射線療法などがあり、症状によって治療方法が異なります。

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kana

はじめまして(^-^)/
介護ラボのカナです。
ブロガー歴2年半(818記事執筆)
介護のあれこれを2020年6月~2022年9/8まで毎日投稿(現在リライト作業中)

社会人経験10➡介護の専門学校➡2021年3月卒業➡2021年4月~回復期のリハビリテーション病院で介護福祉士として就業中。

好きな言葉は『日日是好日』
「福祉住環境コーディネーター2級」「介護福祉士」 ◉現在福祉住環境コーディネーター1級勉強中!
介護のことを少しでも分かり易く書いていきたいと思っています。
よろしくお願いします♡

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