人間の理解

【❹ケアの展開】リーダーシップとフォロワーシップの機能とは? vol.372

2021-06-20

こんにちは(^▽^)/ 介護ラボのkanaです。「人間の理解」の中から『ケアの展開』についてまとめていきます。4回に分けてまとめてきましたが、今日は最終の4回目になります。

介護福祉士に求められる2つの役割

Contents

1.チームの力を最大化するためのマネジメント
2.リーダーシップとフォロワーシップの機能
 1⃣リーダーシップ
 2⃣フォロワーシップ
 3⃣リーダーシップとフォロワーシップをバランスよく発揮する
 4⃣介護福祉士に求められる2つの役割
 5⃣支え合うリーダーとフォロワー

1.チームの力を最大化するためのマネジメント

課題解決に向けたケアの展開では、業務をになるメンバー個々の実践力やチームワークが必要不可欠です。

どのようなチームであっても、メンバーそれぞれが持つ力を最大限に発揮し、それぞれの役割を担いながら協働することが求められます。メンバーがそれぞれの力を最大限に発揮するには・・・

  • 職種に応じた役割
  • 分担して取り組む業務内容

等を明確にすることは当然必要ですが、チームの力を最大化するにはこれだけでは不足しています。

チームの力を最大化するには、メンバー個々の力のみでは解決出来ない課題をメンバー同士の連携や協働によって達成することが重要です。

チームがうまく機能すれば相乗効果を生み出すことが可能となります。

チームで斑、目指すべきケアの方針や目標をメンバーで共有し役割分担したうえで、目標達成のためにメンバーが協力する、

  • 「意識」
  • 「行動」

などのメンバーシップが必要なのです。

一般的に、チームの構成員には、チームをまとめ牽引する立場にある「リーダー」と、リーダーからの指示や影響を受けて行動する「フォロワー」が存在します。

これから、メンバーそれぞれが持つ力を最大限に発揮し、更には相乗効果によってチームの力を最大化しえ行くために求められる「リーダー」と「フォロワー」の在り方についてまとめていきます。

2.リーダーシップとフォロワーシップの機能

1⃣リーダーシップ

リーダーシップとは・・・

リーダーシップとは、リーダーが発揮すべき意識や行動のことをいいます。「指導力」や「統率力」など、チームをまとめる力、目標へ導く力がその中心的な機能です。

リーダーシップには様々な形があり、場面によっても求められるリーダーシップは異なります。

リーダーシップというと、指導者や統率者が発揮するイメージが強いと思いますが、必ずしも指導者等の組織の上に立つ者が行うことを意味していません。

例えば、経験の浅いメンバーが多いチームでの活動や緊急性を要するケースでは、明確で強い導きを重視したリーダーシップが効果的です。

逆に、専門職が集まったチームでは、ある程度の経験を持つメンバーが多いため、メンバーそれぞれの主体性や自立性を重視した、調整中心のリーダーシップが効果的で、新し気付きや多様性を生み、チーム全体の力を高めることに繋がります。

リーダーシップは指示や命令を出す事だけを意味するものではなく、「目標やルールをチーム内で徹底・共有すること」「メンバーを支えて育成すること」」「時には自ら率先して行動すること」を意味するものであり、チームをまとめ目標へ導くといった広い意味を持つものなのです。

2⃣フォロワーシップ

フォロワーシップとは??

リーダーシップと同じようにチームに求められるのが「フォロワーシップ」です。フォロワーシップとは、チームの目標達成のためにフォロワーがリーダーを支える機能のことをいいます。

フォロワーシップは、ただ単に「指示に従って動く」ことではなく、チームのために自発的に意見を述べ、自立的に行動することを指します。時には、リーダーやチーム全体の誤りを修正することも期待される重要な機能なのです。

このように、フォロワーシップは、リーダーシップと同様の働きも兼ね備えています。また、リーダーシップとフォロワーシップは表裏一体の関係にあり、相互に作用しながらメンバーが持つ力を最大限に発揮していく関係や環境、雰囲気作りに繋がっていくものだと考えられています。

3⃣リーダーシップとフォロワーシップをバランスよく発揮する

チームのために発揮すべきリーダーシップは、リーダーだけでなくフォロワーであるチームメンバーそれぞれも持っているといえます。つまり、利用者を思い、チームと一緒に協働し、支え合おうとする姿勢の中に、リーダーシップとフォロワーシップのどちらも存在しているといえます。

4⃣介護福祉士に求められる2つの役割

力のあるチームは、リーダーシップとフォロワーシップがバランスよく機能しているチームです。介護福祉士は、介護実践の現場において介護福祉職チームのリーダーとしてリーダーシップを発揮することが求められます。

また、多職種チームにおいては、その専門性を発揮してフォロワーとしての役割を果たすことが求められる場合もあります。

つまり、介護福祉士には「リーダーシップ」「フォロワーシップ」の両方の力が求められるのです。この2つは、所属するチームごとに役割が固定しているのではなく、チームの活動場面に応じてバランスよく発揮されるものです。

言い換えると、リーダーにはリーダーシップだけでなく、チームメンバーに対するフォロワーシップが求めらえますし、チームメンバーにもフォロワーシップだけでなく、チームとメンバーをより良い方向へ導くリーダーシップが必要になるということです。

大切なのは、場面や状況に応じて、リーダーシップやフォロワーシップをチームの中でバランスよく発揮することです。

5⃣支え合うリーダーとフォロワー

チーム活動では、フォロワーの行動はリーダーを支えるものであることが、また、リーダーの行動はフォロワーを支えるものであることが重要です。リーダーがフォロワーに信頼されてこそ、リーダーシップが発揮できるように、フォロワーもまたリーダーに信頼されてこそ、フォロワーシップを発揮できるのです。

なお、このような「リーダー」と「フォロワー」に共通する役割を最も明確に表した理論として、ロバート・グリーンリーフが提唱する『サーバントリーダーシップ(servant leadership)』があります。

サーバントリーダーシップとは?

サーバントリーダーシップは、「召使い(serbant)」を意味する「サーバント」と「リーダーシップ」を結合させたユニークな造語です。初めて聞く人は「召使い」という表現に違和感を覚えるかもしれませんが、「相手に奉仕する」という姿勢が、「互いに支え合う」というチームの行動力を高め、目標達成に大きな影響を与えると考えられています。

チームメンバーそれぞれが、リーダーシップ・フォロワーシップ双方を働かせながら、モチベーションを高め合い、メンバーそれぞれの主体性を尊重した関りを行っていく事が求められます。

支え合うことを通してチームワークを育み、目標達成を目指す「サーバントリーダーシップ」は、リーダーがフォロワーへ働きかけるだけでなく、チームメンバーそれぞれがチームに働きかけることの重要性を示しています。

介護福祉士として、リーダーシップ・フォロワーシップ双方の意義を理解し、必要な力を備えることは、1人ひとりのメンバーが自ら考え行動できるチームを作ることに繋がります。またそのことが、チームワークを通して相乗効果を生み出すことに繋がるのでとても大切です。

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kana

はじめまして(^-^)/
介護ラボのカナです。
ブロガー歴2年半(818記事執筆)
介護のあれこれを2020年6月~2022年9/8まで毎日投稿(現在リライト作業中)

社会人経験10➡介護の専門学校➡2021年3月卒業➡2021年4月~回復期のリハビリテーション病院で介護福祉士として就業中。

好きな言葉は『日日是好日』
「福祉住環境コーディネーター2級」「介護福祉士」 ◉現在福祉住環境コーディネーター1級勉強中!
介護のことを少しでも分かり易く書いていきたいと思っています。
よろしくお願いします♡

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