【記憶とは何か?】神経学では3つに分類される vol.11

こんにちは★介護ラボ・kanalogのカナです。

今日は「記憶」について・・・

Contents

1.記憶とは何か?
2.記憶のしくみ
 1⃣神経学での記憶の分類(時間軸)は3種類
 2⃣記憶の内容の分類

1.記憶とは何か?

記憶は、さまざまな情報を脳が再度利用できるように貯蔵する事。脳が情報を再利用するためには、「記銘」「保持」「想起」という3つの段階が必要です。

記憶の段階

記銘⇒保持⇒想起

・記銘:学習する、覚えこむ
・保持:忘れないようにしまっておく
・想起:思い出す

そして、記憶は、時間軸と内容によって細分されています。

2.記憶のしくみ

記憶のしくみは、

感覚記憶➡短期記憶➡長期記憶

と移り、短期記憶から長期記憶に転送できます。

  • 感覚記憶:瞬間的な記憶
  • 短期記憶:ワーキングメモリーとも呼ばれ、15~30秒の程度の記憶。少ない情報を一時的にほっぞんします。例)電話番号の復唱など。
  • 長期記憶:朝の食事内容や幼少期の経験、自分の生活史の再生など

1⃣神経学での記憶の分類(時間軸)は3種類

  • 即時記憶⇒ごくわずかな時間保持される記憶(例:電話番号の復唱)
  • 近時記憶⇒干渉を受けても一定の間保持される記憶(例:一夜漬けで覚えた単語、朝の食事内容)
  • 遠隔記憶⇒長期間保持される記憶(幼少期の経験、自分の生活史の再生)

➊即時記憶は、心理学の分類での「短期記憶」、❷・❸の近時記憶と遠隔記憶が、心理学の分類では「長期記憶」

となります。

2⃣記憶の内容の分類

大きく2つに分かれ、さらに2つずつ記憶の種類があります。

陳述記憶⇒記憶の内容を言葉で説明できる記憶(エピソード記憶、意味記憶)

非陳述記憶⇒言葉で説明しにくい記憶(手続き記憶、プライミング)

ではカッコ内の4つを説明します。

記憶の分類

エピソード記憶
・過去の出来ごろに関する記憶(体験など自分に起こった出来事)
(例)2年前に行った旅行

意味記憶
・名所や日付などの知識、一般的な知識など頭で覚えた記憶
(例)三角形の面積、フランスの首都は?

手続き記憶
・自転車の乗り方など、身体で覚えた記憶 ※加齢による影響は少ない

プライミング
・認知・行為が、後に続く認知・行為に影響を及ぼし(先入観を与え)再現されやすいもの。
(例)果物⇒赤い⇒???⇒りんご? 等のように想像、推測して導き出す。

●アルツハイマー型認知症では、海馬などのパペッツ回路(Papez回路)の構成要素が障害を受け、おもに『エピソード記憶』が障害されて、物忘れを起こします。
●前頭側頭葉変性症の1つである意味性認知症では、側頭葉の前方部の萎縮がみられ、主に『意味記憶』が障害されます。

記憶の種類として他にも、

  • 作業記憶:認知作業中に保たれる記憶
  • 展望記憶:将来や未来に関する記憶
  • 遠隔記憶:数カ月以上の長期間にわたって保存される記憶

などがあります。


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