こんにちは 介護ラボのkanaです。今日は「認知症の理解」の中から『認知症の人への口腔ケア』について書いていきます。
清潔保持・口腔ケア
Contents
1.清潔保持のケア
1⃣口腔ケア
◉歯を磨く6つの工程(義歯の手入れ)
1.清潔保持のケア
認知症の人の中には、自ら清潔を保つことが出来ない人もいます。だからといって、全ての行為を介助するのではなく、どうすればその人が出来るのかを考えていくことが大切です。
今回は認知症が清潔の保持(口腔ケア)に及ぼす影響とケアについて考えていきます。
1⃣口腔ケア
口腔ケアの中心となるのは、歯磨きや義歯の手入れです。歯磨きや義歯の手入れは様々な判断と動作が求められる行為で、下記の6つの工程になります。
◉歯を磨く6つの工程(義歯の手入れ)
❶歯を磨こうと思う(義歯の手入れをしようと思う)
❷洗面台まで行く
❸歯ブラシを手にする
❹歯磨き粉を付ける
❺歯を磨く(または義歯の手入れをする)
❻うがいをする(義歯を洗う)
認知症の人の中には、遂行機能障害があるため、上記❶~❻の手順が分からなくなり、いくつもの判断や注意力を必要とするため口腔ケアを自分で行うことが困難な人がいます。
そのため、歯や義歯に問題がある場合や、舌の動きが悪くなっている場合があります。
あるいは、口臭がきつくなり他者との人間関係を損なう要因になることもあります。1つひとつの動作を丁寧に説明することが重要です。
介護者が一緒に歯磨きをして、やり方を見てもらうモデリングで出来ることもあります。どうしても難しい場合は介護者が行います。
うがい等で口腔内の残差物を取り除いてもらうことも大切です。必要に応じて、歯科医師や歯科衛生士と連携することも大切になります。
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