【②後期高齢者の心身の虚弱】ロコモティブシンドロームとサルコペニアの3つの原因 vol.737

こんにちは💚 介護ラボのkanaです。今回は「福祉住環境」の中から『後期高齢者の心身の虚弱』について、3回に分けて書いていきます。今日は2回目です!!

サルコペニアの予防対策

Contents

1.後期高齢者の心身の虚弱
 1⃣ロコモティブシンドローム
 2⃣サルコペニア
 (1)サルコペニアの3つの原因
 (2)サルコペニアに対する診断のアルゴリズム
 (3)サルコペニアの予防対策

1.後期高齢者の心身の虚弱

今後、わが国では後期高齢者が急増する中、後期高齢者の健康を守り自立を促進するために、特に「フレイル」「認知機能低下」「サルコペニア:筋肉や骨という運動機能低下」「口腔機能低下」「低栄養」といった面での予防対策や健康維持が大きな問題と考えられています。今回は、ロコモティブシンドロームとサルコペニアについて書いていきます。

1⃣ロコモティブシンドローム

ロコモティブシンドロームもサルコペニアも、運動器の加齢に伴う障害のことをいいます。

ロコモティブシンドロームは、加齢に伴う骨や関節などの運動器障害により自立度が低下し、要支援あるいは要介護になる危険のある状態を示す用語になります。

骨格系では特に骨粗鬆症とそれに伴う(転倒などの軽微な外傷によって引き起こされる)骨折が問題となります。

また、関節では、特に「変形性関節症」などの関節における退行性変性疾患が加齢に伴って急増し、慢性的な痛みとともに生活機能を障害することから、さまざまな対策が必要となります。

2⃣サルコペニア

加齢に伴い筋肉量は著しい減少を示します。このような加齢に伴い筋肉量の減少はサルコペニア(Sarcopenia)と呼ばれ、日常生活を維持すべき身体機能の制限や、障害の発生とともに関連し、個人的・社会的サポートや、わが国おいては介護保険サービスを必要とする場合も少なくなく、高齢期の生活の質である「QOL」に負の影響を与えることになります。

(1)サルコペニアの原因

サルコペニアの原因については、

  • ❶加齢に伴う身体活動や運動の不足
  • ❷タンパク質不足や血清ビタミンDレベルの低下等の栄養学的な不良
  • ❸性ホルモンやIGF-1の低下、あるいはIL-6等の炎症性変化

などが背景となっています。

高齢者におけるサルコペニアの診断については従前より単に筋肉量の低下のみならず、筋力の低下あるいはそれらに基づく生活動作に強く関与する運動機能の低下を考慮すべきであるとの考え方が根強くなっています。

(2)サルコペニアに対する診断のアルゴリズム

最近ヨーロッパあるいはアジアのサルコペニアに関するワーキンググループ(EWGSOP/AWGS)より提案された、サルコペニアに対する診断のアルゴリズムは、まず歩行速度を計測することから開始されており、まさに前項のサルコペニアにおいての生活機能低下を重視するという考えに沿った診断のためのフォローを示しています。

(3)サルコペニアの予防対策

サルコペニアに対する予防対策に関して、国内外での科学的根拠が積み上げられていますが、わが国の研究からは、下肢筋力を増加させ、歩行能力を向上させるとともに、

  • タンパク質
  • 必須アミノ酸(分岐鎖アミノ酸のロイシン)

を高付加したサプリメントの服用が、筋量・筋力の向上に有効であることが示されています。

次回は、「オーラルフレイル」と「歩行速度の意義」についてまとめていきます!!

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