こんにちは💛 介護ラボのkanaです。今日は「福祉住環境」の中から『地域福祉と福祉コミュニティ』について、今日・明日・明後日の3回に分けて書いていきます。今回は1回目です!
ネットコミュニティ・地域コミュニティ
Contents
1.地域福祉と福祉コミュニティ
1⃣コミュニティの概念
2⃣ネットコミュニティ・地域コミュニティ
3⃣コミュニティとは?
2.まとめ
1.地域福祉と福祉コミュニティ
1⃣コミュニティの概念
コミュニテイ(community)は、一般的に、
- 「地域社会」
- 「共同生活体」
- 「共通利害に基づく集団」
などと訳されており、植物の「群落」や、動物の「群生」といった訳もあります。
comという接頭語は「communication(連絡・通信・伝達)」や、「company(会社・一団・仲間」などがあるように、『共に』という意味があり、unityは、単一や一致などと訳されます。
これらのことから、コミュニテイには、地域性とその間に存在する相互関係や繋がりなどの意味合いが含まれていることがわかります。
「社会学小辞典(有斐閣)」は、コミュニテイは多義的であると断ったうえで、コミュニテイの社会的含意は、「一定地域の住民が、その地域の風土的個性を背景に、その地域の共同体に対して特定の帰属意識を持ち、自身の政治的自立性と文化的独自性を追求すること、に示される」としています。
2⃣ネットコミュニティ・地域コミュニティ
一般コミュニティとは、地域性と共同性を含むものとして使われてきましたが、近年では、例えば「ネットコミュニティ」というように、共通の趣味・関心や、機能のみに着目した使い方をされることもあります。 地域性を求めず、特定の機能や関心の共通性のみに着目した新たなコミュニティの概念といえます。
そのため、従来から使われている地域性と共同性を備えたコミュニテイを、その違いを明確にするために、コミュニテイの前に「地域」の文字を付けて「地域コミュニティ」と表現する例も見られます。
3⃣コミュニティとは?
コミュニテイとは、現に存在しているものを示す言葉なのでしょうか、それともつくり出していくものを表す言葉なのでしょうか。
社会学者の松原次郎氏(1930~1984年、現・東京大学教授)は、コミュニテイの概念は、「歴史的ないし現実的な存在を表現する「存在概念(Sein)」としてよりは、次第に変動社会の中で再建されるべき人間社会として、むしろ「当為概念(Sollen)」になってくる宿命を抱えていた」と述べています。
他の『コミュニティ』記事はこちらから・・・
【地域社会・コミュニティ】都市化・過疎化と、自助・互助・共助・公助について vol.413
2.まとめ
1960年後半ごろからコミュニテイに関する議論が高まったということは、言い換えれば、地域社会が変質していく中で、望ましい人間社会の在り方としてコミュニテイの必要性を多くの人々が感じ始め、それを具現化するための取り組み・コミュニテイづくりを始めた、ということでもあります。
⭐気になるワードがありましたら、下記の「ワード」若しくは、サイドバー(携帯スマホは最下部)に「サイト内検索」があります。良かったらキーワード検索してみて下さい(^▽^)/
ADL QOL グループホーム ケーススタディ コミュニケーション ノーマライゼーション バリアフリー ブログについて ユニバーサルデザイン 介護の法律や制度 介護サービス 介護予防 介護保険 介護福祉士 介護福祉職 他職種 住環境整備 入浴 入浴の介護 医行為 喀痰吸引 地域包括ケアシステム 多職種 尊厳 感染症 支援 施設 権利擁護 社会保障 福祉住環境 福祉住環境整備 福祉用具 経管栄養 老化 脳性麻痺 自立支援 視覚障害 認知症 誤嚥性肺炎 障害について 障害者 障害者総合支援制度 障害者総合支援法 食事 高齢者
に参加しています。よかったら応援お願いします💛
Twitterのフォローよろしくお願いします🥺