福祉住環境整備

【バリアフリーとは?】ユニバーサルデザインの7原則 vol.118

2020-10-09

こんにちは 介護ラボ・カナログのカナです。今日と明日(2回に分けます)は福祉住環境の中から・・・

バリアフリーとユニバーサルデザインについて

Contents

1.バリアフリーの誕生と考え方
 1⃣バリアフリーの誕生
 2⃣我が国の対応は?
2.ユニバーサルデザインの誕生
 1⃣ユニバーサルデザインの誕生と背景
 2⃣ユニバーサルデザインとは
 (バリアフリーとの違い)
 3⃣ユニバーサルデザインの7原則
3.ユニバーサルデザイン3つの考え方

1.バリアフリーの誕生と考え方

1⃣バリアフリーの誕生

バリアフリーの誕生

1974年、国際連合が出した国際連合障害者生活環境専門家会議報告書「Barrier Free Design」が最初と言われています。

「Barrier Free Design」の考え方は、建築物などを整備する際「ミスターアベレージ」(平均的な人体寸法の男性)に合わせてきましたが、障害があることで想定から外れた人が使えないような環境がつくられていると指摘しました。

国際連合とは?

1945年(昭和20)、第2次世界大戦後発足した国際平和と安全の維持、国際協力の達成の為に設立された国際機構のこと。日本は1956年(昭和31)に加盟しました。

バリアフリーとは

バリアフリーとは?
万人が社会資源を利用し、社会参加出来ることをいいます(すべてのバリアの解消は難しい)。
⇒環境整備の必要性を説いています。

交通機関や建築物など物理的な障壁、障害に対する人々の意識があり、人間が作り出した要因による「社会的な障壁」と指摘されています。

  • 公共施設を利用すること
  • 働くこと
  • 教育を受けること
  • 文化に接すること
  • スポーツ等を楽しむこと
  • 公共交通機関を利用すること
  • 住居を選ぶこと

など、障害がある人の権利の実現、環境設備の必要があります。

2⃣我が国の対応は?

1995年版障害者白書では、副題が「バリアフリー社会を目指して」とされました。

  • 物理的
  • 制度的
  • 文化・情報面
  • 意識上

この4点の障壁(バリア)を指摘し、バリアの無い社会環境の必要性を示しました。

障害者白書とは?

障害者のために行った施策を明示した年次報告書のこと。障害者基本法に基づいて1994年(平成6)より、毎年政府から国会に提出されています。

2.ユニバーサルデザインの誕生

1⃣ユニバーサルデザインの誕生と背景

ユニバーサルデザインの誕生と背景

1970年代後半、アメリカでは住宅の中で車いすが使えるバリアフリー設計の共同住宅が出来ていましたが、「価格が高い」「知られていない」などの原因で、入居者が決まららず、また、障害のある人以外には使い勝手が悪く不人気でした。

建築家で製品デザイナーのロナルド・メイズは「車いす専用にしたのが問題」と指摘しました。そして、1985年、多様な人のニーズにこたえられる住宅を『ユニバーサルデザイン』と名付け発表しました。

2⃣ユニバーサルデザインとは(バリアフリーとの違い)

ユニバーサルデザインとは

ユニバーサルデザインとは?
建物や施設を追加の費用を掛けずに、あるいは最低限の費用で、全ての人にとって機能的で魅力的にデザインする方法のこと。のちに、ロナルド・メイスらが「ユニバーサルデザインの7原則」で方向性を示しました(次項に記載します)。

バリアフリーとは「特定の利用者(障害がある人)に対して、バリアがある環境を何とか使えるものにしよう」としたものですが、ユニバーサルデザインは、「元からバリアを生じさせないように考え、全ての人が差別を感じないですむ社会環境を作ろう」という提案から始まりました。

3⃣ユニバーサルデザインの7原則

  1. 誰にでも使用でき、入手できること
  2. 柔軟に使えること
  3. 使い方が容易にわかること
  4. 使い手に必要な情報が容易にわかること
  5. 間違えても重大な結果にならないこと
  6. 少ない労力で効果的に、楽に使えること
  7. アプローチし、使用するのに適切な広さがあること

※具体的な数値等は示されていません。7原則は1995年(平成7)に作られましたが、その後改正され、上記は1997年(平成9)版のものになります。

3.ユニバーサルデザイン3つの考え方

ユニバーサルデザインの考え方

ユニバーサルデザインは、「すべての人々に対し、その年齢や能力の違いにかかわらず(大きな)改造をすることなく、また特殊なものでもなく、可能な限り最大限に使いやすい製品環境のデザイン」と定義されています。

1⃣「すべての人々」と「対象を特定しないこと」は、根本的に異なる考え方である。

2⃣ユニバーサルデザインを目指すためには、1人ひとりのニーズにまっすぐに向き合って応え、その集約として製品や環境を作り出していくことが重要となる。

3⃣実質的に「すべての人々」に使やすい製品や環境のデザインは実現的に不可能です。それでもより良いものを目指す姿勢が重要であるとして「可能な限り最大限に」という表現を入れた。

ユニバーサルデザインは、平等で差別の無い社会参加を実現するために、物的環境作りを前面に押し出しているといえます。ユニバーサルデザインを進めていくと、物的側面だけではなく、社会制度を含めた生活全般にかかわってくることになります。それは、ノーマライゼーションの目指す方向と同じであるといえます。

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kana

はじめまして(^-^)/
介護ラボのカナです。
ブロガー歴2年半(818記事執筆)
介護のあれこれを2020年6月~2022年9/8まで毎日投稿(現在リライト作業中)

社会人経験10➡介護の専門学校➡2021年3月卒業➡2021年4月~回復期のリハビリテーション病院で介護福祉士として就業中。

好きな言葉は『日日是好日』
「福祉住環境コーディネーター2級」「介護福祉士」 ◉現在福祉住環境コーディネーター1級勉強中!
介護のことを少しでも分かり易く書いていきたいと思っています。
よろしくお願いします♡

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