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介護ラボ・kanalogのカナです💛 今回は。。。
介護福祉士を支える3つの団体について
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前回⇒【介護福祉士を支える団体・日本介護福祉会】について vol.33 を書きましたが、今回はその続き、日本介護福祉士会以外の団体3つについて説明します。
日本介護福祉士養成施設協会
公益社団法人日本介護福祉士養成施設協会(介養協:かいようきょう)は、社会福祉士及び介護福祉士法に定める介護福祉士養成施設(一般に、介護福祉士を養成する大学、短期大学、専門学校等)の全国団体です。
1988年(昭和63年)4月、日本で初めて開校した25校の有志が呼び掛けて、翌1989年(平成元年)4月28日任意団体として発足し、1991年(平成3年)3月27日社団法人として厚生大臣から設立許可されています。2013年(平成25年)4月1日に公益社団法人へ移行しました。
日本介護福祉士養成施設協会は、介護福祉の担い手の確保及び資質の向上を行う介護福祉士養成施設に課せられた社会的使命に鑑み、介護福祉士養成施設の教育内容の充実、介護に関する研究開発及び知識の普及に努めています。
- ✅具体的な活動
- ① 養成教育の到達度評価としての学力評価試験の実施
② 他の学生の模範となる優秀な卒業生への協会会長表彰、卒業生の進路調査
③ 養成施設に通う学生に安心して実習や演習を行えるよう、万が一の事故に備えた事故補償制度
④ 全国の養成施設の教職員が研鑽を積む場である全国教員研修会、ブロック教員研修会の開催
⑤ 養成施設の専任教員等に修了が課せられている介護教員講習会等を開催
制度の改正に合わせて、介護福祉士養成課程のカリキュラムに見直しがあった場合には、新しいカリキュラムの研究を行い、その結果を取りまとめた教育内容の手引き等を作成し全国の養成施設へ頒布します。
また、専門職能団体である日本介護福祉士会等と連携し、介護福祉士の社会的地位の向上や処遇の改善に関する活動も行っています。
日本介護福祉学会
日本介護福祉学会は、介護福祉についての研究を目的に、研究者、実践者、市民の熱い思いと協力で、1993年(平成5年)10月23日に設立されました。会員1154名(2018年(平成30年)8月24日現在)。
初代会長の故一番ケ瀬康子は、介護福祉学は「高齢者や障害を持った人たちの命を守り、生きる力を強め、生活の質を高める」ことを目指し、「専門的な知識・技術を確立し、社会的評価」を高め、「介護福祉の実践的研究を通して、介護福祉学独自の理論体系と技術体系を創造」するとしています。
介護福祉の実践は新たな領域であり、1987年(昭和62年)の国家資格介護福祉士創設後、急速に広がりました。介護福祉の実践とは、高齢者や障害のある人たちが、障害があり日常生活を営むことに支障があっても、尊厳を保持しその人らしい日常生活の営みが自ら出来るよう、身近で継続的に支援する実践活動です。
そしてその実践は、施設、在宅など地域社会に広がり、その重要性は社会的にも広く認識されるようになり、またその一方でその実践の質が問われるようになりました。
日本のケアワーカー・介護福祉士は、日常生活の営みの生活支援に軸足を置き、その育成を高等教育で行っています。介護福祉の実践は、介護福祉の理念・価値・理論・専門的判断力、専門的技術に支えられた新たな領域における実戦であり、その実践的研究が求められます。
年1回学会大会を開催、年4回ニュースレターの発行、年1回公開講座開催、全国8地区で知っ公開講座・研修会等の学会活動、各種委員会が行われています。
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日本介護福祉教育学会
日本介護福祉教育学会は、「介護福祉士の養成にかかわる教育内容及び教育技術の学術的向上発展を推進し、会員相互の緊密な学問的交流並びに介護福祉教育の普及を通じ国民福祉の増進に寄与すること」(日本介護福祉教育学会会則第2条)を目的に、1994年(平成6年)公益社団法人日本介護福祉士養成施設協会によって設立されました。
その事業は、下記①~④と定められています。
- ✅日本介護福祉教育学会の4つの事業内容
- ① 定期的学術集会及び講演会の開催
② 学会誌『介護福祉教育』等の刊行及び配布
③ 教育上の図書出版
④ その他日本介護福祉教育学会の目的を達成するにふさわしい事業
学会の構成員は、日本介護福祉士養成施設協会に属する養成施設の教職員(非常勤講師も含む)、養成施設の介護実習施設及び事業所の実習指導者、卒業生など、また日本介護福祉教育学会の目的に賛同する者であって、幹事会の承認を受けた者とされ、約600名の会員(賛助会員・購読会員を含む)を擁しています。
介護福祉及び関連領域の最先端の知識や技術を学び、また養成施設での教育実践や、現場での実践研究などの発表・意見交換・交流の場として、その役割を果たしています。
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