【⑥福祉住環境コーディネーター1級の役割】遵守すべき10項目とソーシャルワーク3つの専門性 vol.658

こんにちは💚 介護ラボのkanaです。今日は「福祉住環境」の中から『福祉住環境コーディネーター1級の役割』について、6回に分けて書いていきます。今回は最終の6回目です!

専門職の3つの必要条件

Contents

1.福祉住環境コーディネーターの役割
 1⃣福祉住環境コーディネーター3級の役割
 2⃣福祉住環境コーディネーター2級の役割
 3⃣福祉住環境コーディネーター1級の役割
 ◉福祉住環境コーディネーターが遵守すべき10項目
2.ソーシャルワークの専門性
 1⃣専門職の3つの必要条件

1.福祉住環境コーディネーターの役割

1⃣福祉住環境コーディネーター3級の役割

3級の役割

福祉住環境コーディネーター3級に求められる役割は、地域における生活者として福祉住環境整備の必要性を理解し、備えるべき基礎的知識や住宅の整備手法等について学んだことを、将来の自分自身を含め、家族や隣人あるいは友人等にニーズが発生した場合に適応させ、問題と課題を整理できる力を持っていることです。

2⃣福祉住環境コーディネーター2級の役割

2級の役割

福祉住環境コーディネーター2級の役割は、高齢者や障害者に対する個別的な支援及び個別的支援で必要とされる連携のコーディネート役を担うことで、福祉住環境整備の計画立案が出来る事務能力を有することです。

3⃣福祉住環境コーディネーター1級の役割

1級の役割

福祉住環境コーディネーター1級の役割は、3級及び2級の福祉住環境コーディネーターがそれぞれの役割を的確に果たすことが出来るように、助言・指導を行い、その活動をリードすることです。そのため、その自覚を持つ必要があります。

そして、

  • 住宅改修等の事例検討・研究会
  • 現任研修会
  • 個別指導の場における後進への指導

なども必要な役割となります。

専門職として後進の指導を行うという役割が果たせるということは、言い換えれば、高い知識や技術の向上に絶えず努め、身をもって示し続けることであり、そのことは倫理綱領ともいうべき「福祉住環境コーディネーターが遵守すべき項目」にも記されています。

◉福祉住環境コーディネーターが遵守すべき10項目
1.福祉住環境コーディネーターは、人々の福祉の向上のために良心、知識、技術、経験を捧げる。すなわち、人々が地域社会において安全で安心、快適な生活が送れるように総合的に支援をする。

2.福祉住環境コーディネーターは、知識と技術に関して、常に最高の水準を保つ。

3.福祉住環境コーディネーターは、個人の人権と自己決定を尊重する。

4.福祉住環境コーディネーターは、思想、信条、社会的地位等によって個人を差別することをしない。

5.福祉住環境コーディネーターは、職業上知り得た個人の秘密を守る。

6.福祉住環境コーディネーターは、他の職種の人々を尊敬し、協力しあう。

7.福祉住環境コーディネーターは、相談・援助の内容について十分に説明し、同意のもとに仕事を進めていく。

8.福祉住環境コーディネーターは、明確・簡潔に必要な報告を行い、記録を保持する。

9.福祉住環境コーディネーターは、不当な報酬を求めない。

10.福祉住環境コーディネーターは、専門職として常に研鑽を積み、また、人格の陶冶をめざして相互に律しあう。

福祉住環境コーディネーターは、生活者である利用者を対象とするヒューマンサービスに携わる専門職であり、そうである以上、「法と人道に反する行為をしない」という公民としての倫理にのっとることが絶対条件となります。

このことについて後進を指導していくことも不可欠の責務となります。

2.ソーシャルワークの専門性

福祉住環境コーディネーターは、いわゆる法律で定められた「業務独占」や、「名称独占」の資格ではありませんが、合格者のみが『福祉住環境コーディネーター』を名乗ることができ、検定試験創設から20年以上の歴史を持つことからも、「名称独占」資格と同様の専門性への自覚と高い倫理性が求められます。

例えば、ソーシャルワークにおける専門性は、

  • 「職業的倫理」
  • 「職業的専門知識」
  • 「職業的専門技術」

の3つで示すことが一般的とされていますが、このうちの「職業的倫理」で重視すべき視点は、

  • 人権の擁護
  • 自立支援
  • 守秘義務

等であり、このことはそのまま福祉住環境コーディネーターにも当てはまります。

ちなみに、

  • 医師
  • 歯科医師
  • 薬剤師
  • 看護師

といった医療関係専門職種は全て「業務独占」になりますが、福祉職には業務独占がありません。

これは、長い間、福祉は行政が行う措置制度下での業務であったためです。

しかし、急激な高齢化の進展と、社会の大きな変化の中で、社会実態としては、福祉・介護は色々な人が担い手となることが必要となってきました。そこで、利用者本位の倫理を持った専門的な職種の介在が不可欠と思われるようになり、1987年(昭和62年)に、社会福祉士や介護福祉士が誕生しました。

さらには、規制緩和の流れが加速し、福祉分野に、民間サービス、特に株式会社やNPOの参入が予想されるようになると、それを積極的に受け入れるためにもきちんとした人材を育成しようという方向がとられるようになり、「福祉住環境コーディネーター」などの専門職が誕生することになった経緯になります。

1⃣専門職の3つの必要条件

専門職にとっての必要条件は、

  • 倫理
  • 論理
  • 実践(方法)

の3つをマスターすることですが、まずは「倫理規定」があり、次にケアワークやソーシャルワークの倫理を身に付け、そして実践に移していきます。

そして、この倫理と論理と実践を常に研究し、時代のニーズに合わせいくことは、資格を有する者の義務といえます。

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