【認知症の予防】アルツハイマー型認知症の危険因子とは? vol.389

こんにちは(^▽^)/ 介護ラボのkanaです。今日は「認知症の理解」の中から『認知症の予防』についてまとめていきます。

認知症のリスクを下げつ要因と高める要因

Contents

1.認知症の予防
 1⃣予防の考え方
 2⃣アルツハイマー型認知症の危険因子とは?
 3⃣認知症のリスクを下げる要因
 4⃣認知症のリスクを高める要因

1.認知症の予防

1⃣予防の考え方

認知症の予防について・・・

  • 1次予防:認知症の発症を遅らせる
  • 2次予防:早期発見・早期対応
  • 3次予防:病気の進行を遅らせたりBPSDの発症を防ぐ

の考え方があります。今日は、1次予防についてまとめていきます。

まず、認知症発症予防の考え方を明確にしておきます。

一般的な病気の予防には、

❶ワクチン接種のようにそれを行うことで、一生の間効果が持続して、その疾患の発症を抑えることが出来るもの

❷生活習慣病に対して、ライフスタイルを変えることのように、変えている間だけ効果が持続するが、その疾患の発生を一生の間防ぐわけでなく、発症の「先送り」がその効果のもの

と、この2つに大きく分かれます。

残念ながら、認知症のワクチン療法は成功していません。アルツハイマー型認知症が発症してからワクチン療法を行った研究では、進行を防げませんでした。

一部の認知症疾患を除くと、大部分の認知症は加齢と共に増加します。そして、ライフスタイルの影響を強く受けています。

よって、予防とは、「発症・進行」を遅らせることです。

一生の間認知症にならないという予防法はありません。次の予防法を実施すれば認知症の発症リスクを低減できるのですが、健康に良いことなので同時に寿命が延びます。

寿命が5年延びると認知症のリスクは概ね倍増します。

例えば、エクササイズ・身体活動である運動を行うことで、認知症リスクが半減しても、エクササイズで寿命が5年延びればリスクは倍増します。その結果、認知症の発症を5年遅らせることが出来るのです。

このように、発症の先送りこそが『認知症予防』になります。

超高齢社会の中で、認知症が急速に増えたのは長寿者が多くなったからです。計算上は寿命が10年短くなれば、認知症の人の数は約4分の1に減少します。

しかし、現実の社会では高齢化がさらに進み、平均寿命も延び、そして糖尿病とその予備軍が増加することもあって、認知症になる人はこれからも増え続けて、2025年には全国で約700万人になると想定されています。

次項で、認知症の発症リスクを高めたり低めたりする要因をしましますが、生まれつき持っている遺伝子の要因が半分程度の大きなウエイトを占めていますので、危険因子に全て対応しても、認知症になるのを完全に防げるわけではありません。

2⃣アルツハイマー型認知症の危険因子とは?

3⃣認知症のリスクを下げる要因

認知症リスクを下げる要因

最も確立されている方法は「エクササイズ」です。身体活動で認知症リスクが低減するという論文が沢山あります。BDNF・脳由来神経栄養因子という海馬の新生神経細胞を育てるホルモンが増えて記憶が向上する作用や、血管の老化をおさえて病変の進行が遅れる効果など、いくつもの事例が報告されています。

アルツハイマー型認知症では、「良質な睡眠」が大切で、約7時間の睡眠が良いとされています。夜はぐっすりと眠ることが、脳を保護します。

食事では・・・

  • 不飽和脂肪酸を沢山含む魚の摂取を増やす事
  • 野菜の摂取を増やす事
  • ポリフェノールの摂取を増やす事

などが予防的にはたらくとされています。

不飽和脂肪酸とは?

DHAが神経細胞の細胞膜の重要な構成成分であるが、体内では殆ど合成されないので、魚から摂取することが望まれる。EPAは脳血栓を予防する作用がある。

役割・人生の目的をもって生きていると、認知症の発症・進行が遅くなるという研究結果も報告されています。

また、自営業の人を対象にした研究で、退職年齢を1年延長する毎に、認知症リスクが3.2%低下するという報告もあります。高齢期には、人の役に立つ日課・役割を持つことが認知症予防に有効と考えられます。

4⃣認知症のリスクを高める要因

認知症のリスクを高める要因

内臓脂肪や蓄積したメタボリック症候群は、認知症のリスクを高めます。肥満に関しては、中年期の肥満がリスクを高める一方で、高齢期ではむしろ痩せがリスクを高めるといわれています。

高齢期では、低栄養やフレイルの状態が認知症のリスクとなります。他にも認知症のリスクを高める要因として・・・

  • 歯が無くなって咀嚼機能が低下すること(義歯を入れるなどしっかり噛めるようにする)。
  • 白内障などで視力が低下した状態(白内障手術や適切なメガネ)。
  • 難聴でコミュニケーションが難しい状態(補聴器などを使用する)。

高齢者で孤独感が強いほどアルツハイマー型認知症の脳病変が強いという報告があります。コミュニケーションが認知症の予防に有効です。

「認知症になるのが不安」という心配性の人は、認知症のリスクが高まります。

不安な状態や心理的ストレスにより副腎皮質ホルモンが分泌されますが、このホルモンは、動物実験で海馬の神経細胞んダメージを与えることが示されています。不安な状態が、認知症の進行を加速させます。

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