【社会福祉基礎構造改革】福祉コミュニティづくりにかかわる2つの改正事項 vol.688

こんにちは💚 介護ラボのkanaです。今日は「福祉住環境」の中から『社会福祉基礎構造改革』についてまとめていきます。

社会福祉の法定化

Contents

1.社会福祉基礎構造改革と福祉コミュニティづくり
 1⃣社会福祉基礎構造改革
 2⃣社会福祉の法定化
 3⃣地域住民を地域福祉の推進主体として法に明記

1.社会福祉基礎構造改革と福祉コミュニティづくり

1⃣社会福祉基礎構造改革

2000年(平成12年)5月に、障害福祉分野での「契約利用制度の導入」、「福祉サービスの利用者の権利を保護する制度の整備」、「地域福祉計画策定の法定化している『社会福祉事業法』等の一括改正」が行われました。

これらの一連の改革は、社会福祉基礎構造改革と呼ばれますが、この改革の中で1951年に制定された「社会福祉事業法」も、50年目にして名称を「社会福祉法」に変更し、内容も大幅に改正されました。

多くのの改正点のうち、

  • 地域福祉を法定化したこと
  • 地域住民を地域福祉の推進主体に位置づけたこと

この2点は、福祉コミュニティづくりにかかわる重要な改正事項になります。

2⃣社会福祉の法定化

それまでの実践や研究の場面で使われなかった、法の中には全く使われていなかった「地域福祉」という言葉が、社会福祉法の第1条に初めて登場しました。

社会福祉法
第1条 この法律は、社会福祉を目的とする事業の全分野における共通的基本事項を定め、社会福祉を目的とする他の法律を相まって、福祉サービスの利用者の利益の保護及び地域における社会福祉(以下「地域福祉」という。)の推進を図るとともに、社会福祉事業の公明かつ適正な実施の確保及び社会福祉を目的とする事業の健全な発達を図り、もって社会福祉の増進に資することを目的とする。

地域福祉とは、「地域における社会福祉」のことですが、そこには下記の2つの意味が込められています。

第1に、「地域という場所で行われる社会福祉」という意味。例えば、各種の在宅福祉サービスやケアマネジメントのシステム、あるいは高齢者や障害者のための住宅整備やバリアフリー化の推進などが該当します。ここでの「地域」とは、援助が行われる場所ということになります。

第2に、「地域社会によって行われる社会福祉」という意味。地域住民が参加して進める社会福祉活動といってもよいかもしれません。ここでの「地域」とは、「地域社会」あるいはそれを構成する「地域住民」や「各種団体」等であり、そこでは福祉コミュニティづくりが期待されています。

3⃣地域住民を地域福祉の推進主体として法に明記

「社会福祉法」第4条により、地域住民は、従来の理解し協力する客体の立場から、社会福祉事業の経営者等と並んで、自らも地域福祉を推進する主体の立場に変化しました。

さらに、前項に書いた「社会福祉法」第1条で、「地域における社会福祉」を表現している地域福祉の具体的な目標が、この第4条で規定されている社会の在り方、すなわち

  • 「福祉サービスを必要とする地域住民が地域社会を構成する一員として日常生活を営み、社会、経済、文化その他あらゆる分野の活動に参加する機会が与えられる」

ような社会をつくることが明確になりました。

こうして、社会福祉の増進にかかわる地域住民の法律上に位置づけは、部外者(1951年制定当時の「社会福祉事業法」)から、理解者・協力者(1990年の「社会福祉事業法」改正)、そして主体(2000年の「社会福祉法)へ、段階的に変化していきました。

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