こんにちは(^▽^)/ 介護ラボのkanaです。今日は「人間の理解」の中から『組織の構造』について、一昨日から3回に分けてまとめていきます。今日は最後の3回目になります。
PDCAサイクルと組織管理
Contents
1.事業計画とは
1⃣事業計画に含まれる5項目
2⃣事業計画と担当部門
3⃣PDCAサイクルと組織管理
1.事業計画とは
事業計画とは、法人全体で今年度のようなことを、どういった内容で、いつ頃実施するのかを示したもの、つまり「いつ」「どこで」「誰が」「何をする」か?という事業の予定を示した管理表です。
事業計画には、3~5年を想定した中期計画や、それ以上の期間を想定した長期計画もありますが、一般的に事業計画というときには「年間計画」を指します。
法人では、毎年度、昨年度の事業結果をベースにしながら今年度の事業計画を作成します。
そして、法人の事業計画に沿って、各事業所あるいはサービスごとに年間計画や月間計画を作成します。
例えば・・・
- お花見会
- 夏祭り
- 敬老会
といった日々のルーチン以外の介護サービス計画は、法人の事業計画の中に位置づけられ、それぞれの事業所の行事計画として具体化されます。
事業計画に含まれる項目は、大まかに、
- 経営に関する項目
- 介護サービスに関する項目
- 人材の確保と育成に関する項目
- 地域貢献に関する項目
- リスク管理に関する項目
等に分けられ次項「1⃣事業計画に含まれる5項目」に示すものがその内容として考えられます。
事業計画で検討する範囲は、後述する様々な管理の内容を多く含みます。
1⃣事業計画に含まれる5項目
2⃣事業計画と担当部門
前項の表の中にある各項目でも、「経営・管理部門」が担当し検討すべき内容、「中間管理部門」が担当し検討すべき内容、「現場部門」が担当し検討すべき内容があり、部門ごとにその役割や検討内容が異なることが分ると思います。
例えば、感染症の予防対策を検討する場合、現場部門では、職員・利用者に手洗いやうがい、マスク着用の励行・徹底を図るといったことをミーテイング等で決め、意思統一をして実施します。
中間管理部門では、手洗いやマスク着用の励行・徹底の実現に必要な物品(消毒剤、手袋、マスク等)の手配や、利用者の家族へ周知するための通知の準備などを行います。
経営・管理部門では、感染症予防対策に対する法人全体の方針を決め、中間管理部門にそれを伝えるとともに、その対策を各現場部門がづ退化できるように思に財政面・資金面で準備や支援を行います。場合によっては、面会制限等について判断し決定します。
3⃣PDCAサイクルと組織管理
このように、事業計画を作成し、その事業計画に基づく様々な取り組みであるPDCAサイクルを1年間実践し、年度末には事業内容の振り返りを行うことになります。
- PDCAサイクルとは?
-
P(Plan:計画)・D(Do:実行)・C(Check:評価)・A(Action:改善)のPDCAを繰り返すことによって、業務を継続的に改善する手法のこと。
策定した事業計画と目標に対して、何をどこまで達成できたのか、また、なぜ出来なかったのかを評価し、課題を明らかにして、次年度の計画へと結び付ける作業を繰り返し、組織を管理していきます。
介護サービスに関しても、年度当初の計画や目標がどれだけたっせできたのか、関連する事業全体の中で振り返り、評価を行うことで質の高い介護サービスを、個人単位ではなく、各事業所・各サービス単位、また法人単位で実現していくことが出来るといえます。
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