介護の基本Ⅰ・Ⅱ

【❶フォーマルサービス】生活を支える社会的サービスとは? vol.302

2021-04-11

こんにちは 介護ラボ・カナログのカナです。今日は「介護の基本」の中から『フォーマルサービス』について、今日から3回に分けてまとめていきます。

介護保険制度におけるサービスの種類

Contents

1.生活を支えるフォーマルサービス
2.介護保険制度におけるサービスの種類
 1⃣都道府県が指定・監督を行うサービス
 (1)予防給付におけるサービス
 (2)介護給付におけるサービス
 2⃣市町村が指定・監督を行うサービス
 (1)予防給付におけるサービス
 (2)介護給付におけるサービス
 3⃣市町村が実施する事業(地域支援事業)
 (1)予防予防・日常生活支援総合事業
 (2)包括的支援事業
 (3)任意事業
3.まとめ

1.生活を支えるフォーマルサービス

フォーマルサービス

これから、介護サービスを必要とする人が地域で暮らし続けるために必要な支援のうち「フォーマルサービス」についてまとめていきます。フォーマルサービスは、国や地方公共団体などの公共機関が法制度に基づき、専門的な視点から提供するサービスの事をいいます。

フォーマルサービスは利用者支援で大きな役割を担っており、「インフォーマルサービス」との協働や地域連携は不可欠です。また、サービスが画一的で柔軟性に乏しいとの指摘もありますが、介護福祉士や介護支援専門員(ケアマネージャー)などの専門職が、利用者とフォーマルサービスをより適切に結びつける機能を果たすことで補っていくことができます。

2.介護保険制度におけるサービスの種類

高齢者の生活を支援するフォーマルサービスの多くは、介護保険制度に基づいたものです。介護保険制度は、社会全体で介護を必要とする人々を支えるため、それまでの措置を中心とした制度を大きく変更し、給付と負担の関係が明確な社会保険方式として創設されたものです。

措置とは?

行政がその権限によって、福祉サービスの利用を決定すること。行政処分であるため利用者が主体的にサービスの選択をすることが出来ない。介護保険制度が出来る前まではこの措置だったが、介護保険制度が施工され契約へ変更となった。

利用者自身の選択で保健医療サービスや福祉サービスを総合的に受けられるようにし、これまでの生活が継続できるように支援をするため、下記のサービス種類を示しました。

1⃣都道府県が指定・監督を行うサービス

(1)予防給付におけるサービス

【予防給付におけるサービス:介護予防サービス

訪問サービス
◉介護予防訪問入浴介護
◉介護予防訪問看護
◉介護予防訪問リハビリテーション
◉介護予防居宅療養管理指導

通所サービス
◉介護予防通所リハビリテーション

短期入所サービス
◉介護予防短期入所生活介護
◉介護予防短期入所療養介護

◎介護予防特定施設入居者生活介護
◎介護予防福祉用具貸与
◎特定介護予防福祉用具販売

(2)介護給付におけるサービス

【介護給付におけるサービス:居宅サービス/施設サービス

⭐居宅サービス
訪問サービス
◉訪問介護
◉訪問入浴介護
◉訪問看護
◉訪問リハビリテーション
◉居宅療養管理指導

通所サービス
◉通所介護
◉通所リハビリテーション

短期入所サービス
◉短期入所生活介護
◉短期入所療養介護

◎特定施設入居者生活介護(有料老人ホーム、サービス付き高齢者住宅等)
◎福祉用具貸与
◎特定福祉用具販売

⭐施設サービス
◎介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
◎介護老人保健施設
◎介護療養型医療施設(※2024年3月末まで)
◎介護医療院

2⃣市町村が指定・監督を行うサービス

(1)予防給付におけるサービス

【介護給付におけるサービス:介護予防支援


地域密着型介護予防サービス
◉介護予防小規模多機能型居宅介護
◉介護予防認知症対応型通所介護
◉介護予防認知症対応型共同生活介護(グループホーム)

◎住宅改修

(2)介護給付におけるサービス

【介護給付におけるサービス:居宅予防支援


地域密着型サービス
◉定期巡回・随時対応型訪問介護看護
◉小規模多機能型居宅介護
◉夜間対応型訪問介護
◉認知症対応型通所介護
◉認知症対応型共同生活介護(グループホーム)
◉地域密着型特定施設入居者生活介護
◉地域密着型介護老人保健施設入所者生活介護
◉看護小規模多機能型居宅介護(複合型サービス)
◉地域密着型通所介護

◎住宅改修

3⃣市町村が実施する事業(地域支援事業)

(1)予防予防・日常生活支援総合事業

【介護予防・日常生活支援総合事業

❶介護予防・生活支援サービス事業
・訪問型サービス
・通所型サービス
・その他生活支援サービス
・介護予防ケアマネジメント

❷一般介護予防事業
・介護予防把握事業
・介護予防普及啓発事業
・地域介護予防活動支援事業
・一般介護予防事業評価自供
・地域リハビリテーション活動支援事業

(2)包括的支援事業

【包括的支援事業の2種類】

❶地域包括支援センターの運営
・総合相談支援業務
・権利擁護業務
・包括的・継続的ケアマネジメント支援業務

❷社会保障充実分
・在宅医療・介護連携推進事業
・生活支援体制整備事業
・認知症総合支援事業
・地域ケア会議推進事業

(3)任意事業

【任意事業の3種類】

◎介護給付用費用適正化事業

◎家族介護支援事業

◎その他事業

3.まとめ

介護保険制度のサービスには、上記の表にまとめた

  • 居宅サービス
  • 施設サービス
  • 地域密着型サービス
  • 地域支援事業

があります。

介護サービスの特徴

介護サービスは、居宅生活の継続を重視するとともに、住み慣れた地域での暮らしが継続できることに重点が置かれています。訪問サービスや通所サービスは、居宅生活の継続をの支援する代表的なサービスです。施設サービスも住み慣れた地域で利用できることが望ましいといえます。

◉地域密着型サービスは、高齢者住み慣れた地域できめ細かく配慮されたサービスの提供を受けられるよう、市域の実情を反映した小規模な事業所によってサービスが提供されます。

◉地域支援事業は、要介護・要支援認定を受けていない高齢者を対象に、出来る限り介護を必要としない生活が住み慣れた地域で継続できるように実施されているものです。

1人の利用者が複数のサービスを受けている場合もあります。そんな時、介護福祉職はどのようなサービスを提供するにしても、「利用者の生活の継続」という視点を念頭に置いた支援を行うことが求められています。

居宅で介護サービスを提供する場合、利用者にとっては他人が自分の生活に入り込むことに大きな明日は抵抗があり、また、そのことでこれまでの生活を大きく変えてしまうことになります。

生活の場が変化してしまうことへの影響を最小限にとどめるため、人や物など、利用者と関係する様々なことを継続し、繋がりを持てるよう配慮することが必要になります。

福祉、保健、医療の従事者等と連携することで、様々な利用者ニーズに的確に対応できるといえるかもしれません。

今回は「介護保険サービス」の全体像をまとめました。明日以降、今日まとめた項目、
・居宅サービス
・施設サービス
・地域密着型サービス
・地域支援事業
がどんなサービスなのか?を細かくまとめていく予定です。

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kana

はじめまして(^-^)/
介護ラボのカナです。
ブロガー歴2年半(818記事執筆)
介護のあれこれを2020年6月~2022年9/8まで毎日投稿(現在リライト作業中)

社会人経験10➡介護の専門学校➡2021年3月卒業➡2021年4月~回復期のリハビリテーション病院で介護福祉士として就業中。

好きな言葉は『日日是好日』
「福祉住環境コーディネーター2級」「介護福祉士」 ◉現在福祉住環境コーディネーター1級勉強中!
介護のことを少しでも分かり易く書いていきたいと思っています。
よろしくお願いします♡

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