社会の理解

【①地域共生社会】地域共生社会を目指す社会的背景 (社会的排除) vol.418

2021-08-05

こんにちは(^▽^)/ 介護ラボのkanaです。今日は「社会の理解」の中から『地域共生社会』について、今日から3回に分けて書いていきます。

多文化共生推進の3つの施策

Contents

1.地域共生社会
 1⃣地域共生社会を目指す社会的背景(社会的排除)
 2⃣地域共生社会の理念
 ◉多文化共生推進の3つの施策

1. 地域共生社会

地域共生社会という考え方が出てきた背景には、少子高齢化、そして人口減少へと進み始めた日本が、日本全体の経済・社会の存続の危機に直結しているという認識があります。

1⃣地域共生社会を目指す社会的背景 (社会的排除)

現代社会で暮らす人たちの生活に目を向けると、深刻な「生活のしづらさ」が増してきています。

かつてあった家族や親戚、隣近所の支え合いも衰退し、暮らしにおける困りごとを1人で抱え込み、誰にも相談できない状態にある人や世帯(家族)があります。また、

  • 高齢の親と働いていない50代の子が同居している(5080問題)世帯
  • 介護と育児に同時に直面する(ダブルケア)世帯
  • 障害のある子の親が高齢化し介護を要する世帯

など、様々な問題が複合化したために生活が困窮している人たちがいます。

このような困窮した状態にあっても、個人の尊厳が尊重され、多様性を認め合うことができる地域社会を住民主体によってつくっていく必要があります。

このような困窮した状態にあっても、個人の尊厳が尊重され、多様性を認め合うことができる地域社会を住民主体によってつくっていく必要があります。

しかし、実際の地域の状況は複雑であり、互いの価値や権利がぶつかり、差別や排除が起きてしまうことがあります。

それぞれの地域で社会的孤立や社会的排除をなくし、誰もが役割を持ち、互いに支え合うことのできる「地域共生社会」を実現することは高い理想でもあります。

社会的排除とは?

社会的な繋がりから阻害された状態のことを意味します。もともとは1980年代のヨーロッパで社会問題となった外国人労働者問題から始まり最近では絶対的貧困、相対的貧困に並ぶ新たな貧困の捉え方として注目されています。

社会的排除(ソーシャルエクスクルージョン)

他の『社会的排除(ソーシャルエクスクルージョン)』記事はこちらから・・・
【ノーマライゼーションの8つの目標とソーシャルインクルージョン】vol.23

地域共生社会という目指すべき社会像が定義された背景には、生活に困難を抱えた状態を「我が事」として思える地域づくりに取り組み、更にはそれが文化として定着するよう調整することに価値を置こうという狙いがあります。

それには、地域住民として捉える範囲を広げる必要があります。

2018年(平成30年)に出入国管理法が改正され、外国人を労働者として積極的に受け入れることが決まりました。2017年(平成29年)に入国した外国人数は2742万8782人で、前年より420万9870人で18.1%増加しています。

外国人労働者数は同年10月末時点で127万8670人となっており、前年より19万4901人と18.0%増加、在留外国人は同年末に256万1848人で、前年末に比べて17万9026人と7.5%増加しています。

いずれも過去最高の数となっており、今後は地域で暮らす外国人がさらに増えることが考えられます。

地域で共に暮らす外交人を排除することなく、国籍や文化を超えて、次項に示す「多文化共生」の地域づくりをさらに進めることも重要です。

2⃣地域共生社会の理念

◉多文化共生推進の3つの施策

多文化共生推進 3つの施策とは?

【コミュニケーション支援】
・地域における情報の多言語化
・日本語及び日本社会に関する学習の支援

【生活支援】
・居住
・教育
・労働環境
・医療・福祉・保健
・防災
・その他

【多文化共生の地域づくり】
・地域社会に対する意識啓発
・外国人住民の自立と社会参画

※総務省「多文化共生の推進に関する研究会報告書ー地域における多文化共生の推進に向けて」2006年より。

地域共生社会とは

2016年(平成28年)6月2日に閣議決定された『ニッポン一億総活躍プラン』によれば、地域共生社会とは、「子ども・高齢者・障害者などすべての人々が地域、暮らし、生きがいを共に創り高め合うことができる」社会とされています。

その実現のために、「支えて側と受け手側に分かれるのではなく、地域のあらゆる住民が役割を持ち、支え合いながら、自分らしく活躍できる地域コミュニティを育成し、福祉などの地域の公的サービスと協働して助け合いながら暮らす事の出来る」しくみの構築、寄付文化の醸成、NPO(民間非営利組織)等の民間団体との連携や民間の資金の活用を図るとしています。

このような地域共生社会の理念は、ソーシャルインクルージョン・社会的包摂を目指すことを意味します。

ソーシャルインクルージョンとは?

ソーシャルインクルージョンとは、社会的排除に対する目標として掲げられてきた理念です。社会的に望ましいとされる生活水準が維持されると共に、全ての人の選択肢の広がりと選択する自由が保障され、社会との繋がりを通してその人らしく生きていける社会の実現を目指します。

地域共生社会

他の『地域共生社会』記事はこちらから・・・
【生活ニーズ】その人らしさを支える介護福祉支援とは vol.298

気になるワードがありましたら、下記の「ワード」若しくは、サイドバー(携帯スマホは最下部)に「サイト内検索」があります。良かったらキーワード検索してみて下さい(^▽^)/

ADL QOL グループホーム ケーススタディ コミュニケーション ノーマライゼーション バリアフリー ブログについて ユニバーサルデザイン 介護の法律や制度 介護サービス 介護予防 介護保険 介護福祉士 介護福祉職 他職種 住環境整備 入浴 入浴の介護 医行為 喀痰吸引 地域包括ケアシステム 多職種 尊厳 感染症 支援 施設 権利擁護 社会保障 福祉住環境 福祉住環境整備 福祉用具 経管栄養 老化 脳性麻痺 自立支援 視覚障害 認知症 誤嚥性肺炎 障害について 障害者 障害者総合支援制度 障害者総合支援法 食事 高齢者


人気ブログランキング

にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村

に参加しています。よかったら応援お願いします💛

Twitterのフォローよろしくお願いします🥺





  • この記事を書いた人
  • 最新記事

kana

はじめまして(^-^)/
介護ラボのカナです。
ブロガー歴2年半(818記事執筆)
介護のあれこれを2020年6月~2022年9/8まで毎日投稿(現在リライト作業中)

社会人経験10➡介護の専門学校➡2021年3月卒業➡2021年4月~回復期のリハビリテーション病院で介護福祉士として就業中。

好きな言葉は『日日是好日』
「福祉住環境コーディネーター2級」「介護福祉士」 ◉現在福祉住環境コーディネーター1級勉強中!
介護のことを少しでも分かり易く書いていきたいと思っています。
よろしくお願いします♡

-社会の理解
-, , ,