【❶社会保障制度の歴史】明治時代~現在までの社会保障の動向 vol.522

こんにちは(^▽^)/ 介護ラボのカナです。今日は「社会の理解」の中から『社会保障制度の歴史』について5回に分けて書いていきます。今日は1回目です!

社会保障制度の歴史を学ぶ意義

Contents

1.社会保障制度の歴史を学ぶ意義
 1⃣~1944年
 2⃣1945年~1954年
 3⃣1955年~1974年
 4⃣1975年~1989年
 5⃣1990年~2000年
 6⃣2001年~現在
2.まとめ

1.社会保障制度の歴史を学ぶ意義

私たちを当然のように支えている社会保障制度はどこかの時点でいきなり誕生したのではありません。数十年以上の歴史を経て現在の形に落ち着いたのです。

社会保障制度がどのような歴史を重ねて発達したのかを知ることは、現在の社会保障制度を理解する助けにもなりますし、今後の社会保障制度を展望していく基準にもなります。

社会保障の歴史を考えるうえで特に重要なポイントが、ただ物事を順に並べてみていくのではなく、社会経済状況と関連させて理解することが大切です。

社会経済状況とは、

  • 経済発展や好景気・不景気(経済状況)
  • 人口の変化(人口構造)
  • 働き方の変化(就業構造)
  • 家族の変化(家族構造)
  • 生活の変化(生活水準)

をイメージしてください。繋がりなく順位制度を並べるだけでは理解が深まりません。

どのような要因によって社会保障が発達したのか、「変化」をキーワードとして次項で見ていきます。

1⃣~1944年

では、明治時代から現在までの社会保障制度の発展について、大まかな時代区分とその特徴をまとめていきます。

~1944年(昭和19年)

【時代区分:~1944年(昭和19年)】
◉時代背景
・明治維新
・日本の近代化
・大正デモクラシー
・世界大恐慌
◉社会保障制度の動向
社会保障制度の導入
・公的扶助制度の誕生(恤救規則)
・社会保険(医療・年金)の導入、拡大
・救護法

2⃣1945年~1954年

1945年(昭和20年)~1954年(昭和29年)

【時代区分:1945年(昭和20年)1954年(昭和29年)】
◉時代背景
・戦後の大混乱
・生活困窮者、戦傷病者の増加
・衛生問題
◉社会保障制度の動向
戦後緊急援護と社会保障の基盤整備
・救貧対策、戦傷病者対応
・伝染病対策
・福祉三法体制と行政組織の整備

3⃣1955年~1974年

【時代区分:1955年(昭和30年)~1974年(昭和49年)】

【時代区分:1955年(昭和30年)1974年(昭和49年)】
◉時代背景
・高度経済成長と生活水準向上
・多様な生活問題の顕在化
・豊富な財源
◉社会保障制度の動向
国民皆保険・皆年金と社会保障制度の発展
・国民皆保険・皆年金の達成(1961年(昭和36年))
・福祉六法体制
・福祉元年(1973年(昭和48年))

4⃣1975年~1989年

【時代区分:1975年(昭和50年)~1989年(平成元年)】

【時代区分:1975年(昭和50年)1989年(平成元年)】
◉時代背景
・高度経済成長の終焉
・第2次臨時行政調査会(1981年(昭和56年))
・少子高齢化進行
・消費税の創設(1989年(平成元年))
◉社会保障制度の動向
社会保障制度の見直し期
・社会保障費用の抑制
・老人保健制度創設(1982年(昭和57年))
・医療保険制度改革 (1984年(昭和59年))

5⃣1990年~2000年

【時代区分:1990年(平成2年)~2000年(平成元年)】

【時代区分:1990年(平成2年)~2000年(平成元年)】
◉時代背景
・少子高齢化のさらなる進行
・バブル崩壊による不況
・消費税率引き上げ(1997年(平成9年))
◉社会保障制度の動向
少子高齢社会に対応できる社会保障制度の再構築
・福祉3プラン(ゴールドプラン、エンゼルプラン、障害者プラン)
・福祉関係八法の改正(1990年(平成2年))
・社会福祉基礎構造改革、介護保険制度の志向 (2000年(平成12年))

6⃣2001年~現在

【時代区分:2001年(平成13年)~現在】

【時代区分:2001年(平成13年)~現在】
◉時代背景
・財政赤字の拡大と構造改革
・人口減少社会の到来
・止まらない少子高齢化の進行
・地方分権
・非正規労働者の拡大
・消費税率引き上げ(2014年(平成26年))
◉社会保障制度の動向
経済財政問題と社会保障改革
・年期制度改正(2004年(平成16年))
・医療保険制度改正(2006年(平成18年))、後期高齢者医療制度施工(2008年(平成20年))、介護保険制度改正(2005年(平成17年)、2008年(平成20年)、2011年(平成23年)、2014年(平成26年)、2017年(平成29年))
・社会保障国民会議 (2008年(平成20年)、社会保障制度改革国民会議(2012年(平成24年))
・社会保障と税の一体改革(2012年(平成24年))。


2.まとめ

日本における社会保障制度の源流となる制度が「恤救規則(じゅっきゅうきそく)」(1874年(明治7年)や、その後の救護法(1929年(昭和4年)です。

恤救規則や救護法は貧困者に対する公的扶助制度で、とくに生活保護法の原型といえます。

また、公的扶助制度以外の社会保険制度として、健康保険法(1922年(大正11年))や、労働者年金保険法(現・厚生年金保険法:1941年(昭和16年))

が戦前に制定されています。

健康保険法や労働者年金保険法は、現在の医療保険や年金保険の原型となっています。

このように1900年代前半に公的扶助や社会保険の原型が誕生しましたが、大きく社会保障制度が発達するのは1945年(昭和20年)の第二次世界大戦終戦以降になります。

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