【家族の機能と役割】家族の定義と世帯の変容について vol.63

こんにちは

介護ラボ・kanalogのカナです。今日は・・・

家族の構造や形態とは??

Contents

1.家族の概念とその変容
(1)家族の定義
(2)家族と世帯の変容
2.家族の構造や形態
3.家族の機能とその変化
4.家族観の多様化

1.家族の概念とその変容

(1)家族の定義

人は誰しも、どんな形態にせよ、家族を構成する一因となっています。

家族という言葉はあまりにも日常的過ぎて、これまで『家族』とは何かについて考える機会がなかったかと思います。

家族についての法律的定義は見当たりません。
家族と似たような言葉として、「親族」「家庭」「世帯」などがあげられます。


家族:夫婦の配偶関係、親子・兄弟などの血縁関係によって結ばれてた親族関係を基礎にして成立する小集団のこと
親族:❶6親等内の血族(血が繋がっている)、❷配偶者、❸3親等内の姻族(義理の家族)
家庭:夫婦・親子などが一緒に生活する小さな集まり、又は家族が生活する場所
世帯:住居及び生計を共にするものの集まり、又は独立して住居を維持し、もしくは独立して生計を営む単身者をいう、と定義されている

  • 親族については、民法第730条に「直系血族及び同居の親族は、お互い扶け合わなければならない」と定められている。
  • 世帯とは、「住居及び生計を共にする者の集まり」とされ、「国民生活基礎調査」の定義によれば、世帯を構成する者は、親族は勿論、親族以外の者でも「住居及び生計を共にする者」であれば「世帯」となります
  • 家族とは、「夫婦関係を基礎として親子、兄弟などの近親者がその主要な構成員で、相互に愛情やわれわれ感情によって強く結ばれ、共同の生活を営んでいる福祉共同集団」のこと。家族は、親族や世帯とは異なり、単に範囲などを示したり、生計を共にしたりということだけでなく、相互に愛情や「われわれ感情」によって強く結ばれることで、重要な日常生活の基盤となっている。
われわれ感情とは?

お互いが仲間であるという気持ち、共通の立場に立ち、利害が一致し、相互に好感を持ち、同一視しあっている時の感情のこと。

(2)家族と世帯の変容

世帯数と平均世帯に人員をみてみると・・・

・1953年(昭和28)では、1718万世帯、平均世帯人員は、5.00人
・2017年(平成29)では、5042万5000世帯、平均世帯人員は2.47人

となっています。

世帯数は増加していますが、平均世帯人員は減少しています。

次に65歳以上の者のいる世帯の世帯構造について・・・

1986年(昭和61)では・・・
・三世代世帯:44.8%
・夫婦のみ世帯:18.2%
・単独世帯:13.1%

2017年(平成29)では・・・
・夫婦のみ世帯:32.5%
・単独世帯:26.4%
・三世代世帯:11.0%

このように、65歳以上の者のいる世帯構造が大きく変容しています。

世帯の規模が縮小していることから、世帯もしくは家族の中で、介護を要する高齢者の介護をする担い手が少なくなったということが言えるでしょう。

その結果、介護の機能が社会に求められるようになりました。

このことは一般的に『介護の福祉化』と呼ばれています。

2.家族の構造や形態

アメリカの文化人類学者マードック(Murdock,g.)は、家族を「核家族」「複婚家族」「拡張家族」の3つに区別しています。

核家族

核家族とは・・・
夫婦と未婚の子女という基本形態の家族です。

※「国民生活基礎調査」においては、「夫婦のみ世帯」「夫婦と未婚の子のみの世帯」「ひとり親と未婚の子のみの世帯」を『核家族世帯』と位置付けています。

複婚家族

複婚家族とは・・・
一夫多妻あるいは一妻多夫のような、複数の婚姻が1人の男もしくは女を中心に2つ以上結びつけられた家族形態です。

※日本では認められていません

拡張家族

拡張家族とは・・・
既婚の成人の核家族が、両親のそれに結び付けられることによって連なった2つ以上の核家族によって構成されている大家族のことです。

また、我々は一般的に2つの家族を経験すると言われています。

定位家族、生殖家族

定位家族
自分が親の子供として家族の一員である時期(生まれたときの家族)

生殖家族=創設家族(同じ意味)
結婚し、子供が生まれて自分が親となり家族を作る時期(新しく作った家族)

3.家族の機能とその変化

家族は日常生活を営む上で重要な基盤となっています。

家族の機能として、子どもを生み、育てるという「生殖と子供の養育」としての機能があげられますが、家族の機能は多様であり、かつ時代によって変化しています。

4.家族観の多様化

かつては、「女性は家庭、男性は仕事」という家族観が一般的でした。しかし、近年では、

「三世代世帯の減少」

「単独世帯や夫婦のみの世帯の増加」

「夫婦の共働き家庭」

「単身赴任」

「離婚などによる1人親の増加」

など、家族観が多様化しています

家族観が多様化している中では、家族を一括りとして見るのではなく、家族を構成している1人ひとりを見る視点が重要になります。

家族ケア

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