家族会
読み方:かぞくかい
家族会は、同じ境遇にある家族同士の語り合いの場で、家族のこころの拠り所になり、心理的な休息に繋がります。
家族会は全国的な組織である『「公益社団法人認知症の人と家族の会」(1980年(昭和55年)「呆け老人をかかえる家族の会」として発足)が開催するものや、市町村が地域支援事業の中で開催する「家族介護支援事業」での介護者交流会等があります。
いずれにしても、同じ境遇の人が、同じ立場で「支援するーされる」という関係ではなく、対等な関係で互いに学ぶ姿勢を持つことが基本です。
家族会では下記のような
- 今感じていること
- 悩んでいること
- やりたいこと
経験を共有します。話すことで自分自身と向き合う機会にもなります。
目標を誰かに定められたり、指導されたりするのではなく、対話の中で参加した家族がこの機会を通じて、力づけられたり、生活の中の工夫を学んだり、他の参加したメンバーから励ましをもらい互いが支えになったりすることを目指しています。
家族会には、専門職が入ることもありますが、指導などは行わず、あくまで情報提供だったり、進行役だったりする役割です。このようの名プロセスを経て自分自身や、介護者としての疲れた気持ちを回復していくことを目指します。
- やりたいこと