認知症の人の終末期の主な症状
読み方:にんちしょうのひとのしゅうまつきのおもなしょうじょう
認知症の人の終末期の症状には、主に下記の4つがあります。
①食べられないことによる低栄養や脱水
②肺炎や心不全などから起こる呼吸困難
③発熱
④長期臥床と低栄養による褥瘡
認知症の人の終末期の場合、言語や身体から発せられるサインが微弱なために苦痛症状が見過ごされがちです。「苦痛があるか、ないか」という視点ではなく、「苦痛があるかもしれない」という視点で認知症の人の様子を丁寧に観察することが大切です。
認知症の人の表情、発声や息遣い、身体の硬直、落ち着かなさ、などを客観的に観察し、評価していくことも必要です。