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遂行機能障害とは?

遂行機能障害

読み方:すいこうきのうしょうがい

遂行機能障害とは?

遂行機能障害とは、作業の段取りを考え、効率よく作業することができなくなることをいいます。認知症の中核症状の1つになります。わかりやすい例は、夕食の準備です。まず、残ってる食材をチェックして、それを活用しながら献立を考え、不足しているものがあれば買い物に行き、ごはん、みそ汁、おかずが同時に仕上がるように並行していくつかの作業を進めます。この段取りがうまくできなくなるのが遂行機能障害です。

遂行機能には、前頭前野(前頭葉前半部)の外側面が中心的役割を担っています。作業の遂行にはワーキングメモリ―(作業記憶(短期記憶))を働かせます。

同時並行で作業を進めるには、作業記憶をフルに使う大変な作業です。よって、アルツハイマー型認知症になると複雑な工程の調整が難しくなります。

さらに、アルツハイマー型認知症では、作ろうと思った献立をすぐに忘れてしまい、当初の計画とは異なるおかずが仕上がるといったように、遂行機能障害だけでなく記憶障害も調理に大きく影響します。

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kana

はじめまして(^-^)/
介護ラボのカナです。

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介護のあれこれを2020年6月~2022年9/8まで毎日投稿(現在はリライトしてます)

社会人経験10➡介護の専門学校➡2021年3月卒業➡2021年4月~回復期のリハビリテーション病院で介護福祉士➡2023年1月~リモートワークに。
https://kanalog-kaigo.com/で介護についてのあれこれをブログに書いています!
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「福祉住環境コーディネーター2級」・「介護福祉士」取得
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