介護の基本Ⅰ・Ⅱ

【VDT作業による身体の健康障害】眼や筋骨格系の疲労とその対策 vol.344

2021-05-23

こんにちは。介護ラボのkanaです。今日は「介護の基本」の中から『介護従事者の健康障害の現状』についてまとめていきます。

眼精疲労とは??

Contents

1.VDT作業による身体の健康障害
 1⃣VDT作業による眼の疲労とその対策
 2⃣VDT作業による筋骨格系の疲労
  ◉筋骨格系の11の疲労対策
 (1)腰痛とは
 (2)腰痛の発生要因
 (3)腰痛を発症と悪化させる4つの要因
  ❶姿勢・動作に関係する要因
  ❷環境に関する要因
  ❸労働者個人の要因
  ❹心理的・社会的要因

1.VDT作業による身体の健康障害

VDT作業者の身体の健康障害に関する自覚症状で、眼に関するものでは・・・

  • 眼が痛い
  • 眼が疲れる
  • 眼が重い
  • 物がぼやける
  • 眼精疲労

などが多く、

筋骨格系に関するものでは、

  • 頸肩腕・腰背部に疲れや痛みがある
  • しびれや知覚過敏
  • 知覚鈍麻がある
  • 手指に冷感がある

が多くなります。

VDT作業の時間が長くなるほど、これらの訴え率も高くなる傾向にあります。また、身体的な疲労が加わることで、精神的・心理的な疲れである「眠れない」「疲労感がある」「落ち着かない」「イライラする」「やる気が出ない」などにも影響数すると言われています。

眼精疲労とは?

視作業を続けることにより、「物がぼやける」「眼が痛む」「眼がかすむ」「眼が乾く」「眩しさを感じる」「充血する」などの目の症状や、「頭が痛くなる」「肩がこる」「めまいや吐き気がする」などの全身的な症状を引き起こし、休息や睡眠をとっても十分に回復しきれない状態のことをいいます。

1⃣VDT作業による目の疲労とその対策

瞬きの回数

安静時の瞬きの回数は15~20回/分とされていますが、VDT作業はディスプレイを直視するため、約4分の1に減少するといわれています。さらにディスプレイを見上げる角度が大きかったり、空調からの風が顔にあたったりするなど、眼球の表面が乾燥しやすい状態になると、ドライアイを引き起こす可能性があります。

ディスプレイ上に輝度(画面の明るさの度合い)が大きく異なるものがあったり、ディスプレイとキーボードや書類など、輝度が大きく異なったものを交互に見たりした場合には、網膜の感度が落ちてしまい、見えにくくなります。

また、ディスプレイ、キーボード、書類と眼までの距離の差が大きいと、焦点を合わせるための調節を頻繁に行う必要があり、眼精疲労が生じやすくなります。

したがって、ディスプレイや書類を凝視しないように、

  • 字や図のサイズを調節する
  • 空調からの風が直接顔にあたらないようにする
  • ディスプレイの上端が目の位置より10度くらい下になるように調節する
  • 視野内の輝度を同じ程度になるように調整する
  • ディスプレイやキーボード、書類と眼までの距離が同じ程度になるように配置する

などが必要です。

また、時々遠くを眺めたりして眼を休めることも大切です。

2⃣VDT作業による筋骨格系の疲労

VDT作業による筋肉疲労の主な原因

VDT作業による筋骨格系の疲労、特に筋肉疲労の主な原因は「長時間同じ姿勢を保つこと、手指の反復動作」です。頸の前傾が大きくなると頸のコリや痛みが増加します。

タイピングやマウス操作時に前腕や手首を支えるものがないと、肩の凝りや痛みは増加します。また、座位時に座面で大腿部の裏面が圧迫されると血液循環が悪くなり、下肢の筋肉疲労が生じます。

◉筋骨格系の11の疲労対策

VDT作業による筋骨格系の11の疲労対策

❶ディスプレイは身体の正面に設置する
❷ディスプレイの上端の高さは目の高さよりやや下方になるようにする
❸目とディスプレイの距離を40~70cm程度確保する
❹肘関節の角度が90度以上になるようにする
❺背もたれに背部を十分当てる
❻深く腰掛ける
❼座面の前端と大腿部後面の間に指が押し入るほどのゆとりがあるようにする
❽机の下は十分なゆとりを確保し、履物の足裏全体を床に付ける
❾キーボードの手前に手のひらや手首が机に付けられるスペースを確保する
❿書見台を設置しパソコンの画面と書類等の距離の差を小さくする
⓫パームレスト(キーボード前の手首に置くもの)を使い、手のひらや手首を水平に保持し疲労を軽減する

上記の11項目に加えて、タイピングやマウス操作時に前腕や手が安定して負荷が分散するように、高さの調整が可能なひじ掛けや、パームレストを用いたり、大腿部が圧迫されないように椅子の高さを調節したり、足台を用いたりし、足裏がしっかり床面につくことが大切です。また、腰背部の筋緊張を減少させるために背もたれを使うことも必要です。

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kana

はじめまして(^-^)/
介護ラボのカナです。
ブロガー歴2年半(818記事執筆)
介護のあれこれを2020年6月~2022年9/8まで毎日投稿(現在リライト作業中)

社会人経験10➡介護の専門学校➡2021年3月卒業➡2021年4月~回復期のリハビリテーション病院で介護福祉士として就業中。

好きな言葉は『日日是好日』
「福祉住環境コーディネーター2級」「介護福祉士」 ◉現在福祉住環境コーディネーター1級勉強中!
介護のことを少しでも分かり易く書いていきたいと思っています。
よろしくお願いします♡

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