リスクマネジメントとは
読み方:りすくまねじめんと
リスクマネジメントとは、
「リスク=危機・危険」と「マネジメント=管理」
を組み合わせて危機管理と言われています。
危機管理とは・・・
リスクを回避する事、あるいは起こりうる結果を最小に抑えることであり、概ね次の2つのことについて対策を立てておき、確実に実行できるようにします。
●予防対策
事故を起こさないように予防策を講じること
●事故対策
事故が発生したときに迅速で確実な対処が行えること
リスクマネジメントでは、どんなベテランであっても事故を起こしうるものだという前提で、その予防策を講じることが重要です。起こしうる事故に対して、その事故を起こさないように予防策を立て、職員全員がそれを理解し、守り、実行することが求められます。
それでも起きてしまった事故には、
- 誠心誠意
- 迅速
- 確実
に対処する必要があります。
事故の被害者は、利用者だけではなく、居宅の場合などは家族や第三者、時に自分自身を含めた職員(介護職、看護職、医師など)である場合もあります。
現場では、リスクマネジメントを行うための文書(リスクマネジメント・マニュアル)を作成し、それを遂行する組織的な枠組みを作っているところが多くあります。リスクマネジメントの全体を理解しながら、それに沿って実施・報告などを行う必要があります。
✅介護ラボのトップページ(介護について色々なカテゴリーをまとめています)🌟
「介護ラボ」の人気の記事
介護に困ったときに知っておきたいこと(相談窓口・手続き)
介護保険で利用できる『7つの介護予防プログラム』を使って自立した生活を継続しよう!
【ピアジェ、エリクソン、ハヴィガースト】発達段階と発達課題 vol.77
【比較】エンパワメントとストレングスとは?介護福祉職による支援方法 vol.45
【老年期】ハヴィガースト、エリクソン、ペック、レヴィンソン、バルテスの発達理論 vol.283
【介護福祉の基本理念・ポイント3つ】最も大切な理念とは? vol.8
【障害受容の5つの段階】障害者を取り巻く4つの障壁(バリア)vol.49
【発達理論】ピアジェ、エリクソン、バルテスの発達論を理解する vol.76
【アセスメントの3つの視点】情報の解釈、関連付け、統合化とは? vol.195