老人医療費支給制度(医療費無料化制度)
読み方:ろうじんいりょうひしきゅうせいど(いりょうひむりょうかせいど)
1973年(昭和48年)に老人医療費支給制度(医療費無料化制度)が実施されました。これは「70歳以上の高齢者の医療費の自己負担額を無料化する」というものです。※この制度は「70歳以上(寝たきりの場合は65歳以上)の高齢者」に限定していました。
そして当時は、認知症の人に対する社会的な支援策はほどんどなく、在宅介護が限界に達すると、多くの人が精神科病院に入院するなど、家族にとってはやむにやまれない苦渋の選択を迫られた時代といえます。