は行

認知症の予防とは?

認知症の予防

読み方:にんちしょうのよぼう

認知症の予防とは?

認知症の予防について、認知症の発症を遅らせる「一次予防」、早期発見・早期対応の「二次予防」、病気の進行を遅らせたりBPSDの発症を防ぐ「三次予防」の考え方があります。

まず、認知症の発症予防の考え方は、一般的な予防法として、

①ワクチン接種のようにそれを行うことで、一生あるいは一時的なあいだ効果が持続して、その疾患の発症を抑えることができるもの

②生活習慣病に対して、ライフスタイルを変えることのように、変えている間だけ効果が持続するが、その疾患の発生を一生のあいだ防ぐわけではなく、発症の「先送り」がその効果のもの

と、大きく2つにわけられます。

残念ながら、認知症ワクチン療法は成功していません。

アルツハイマー型認知症が発症してからワクチン療法を行った研究では、進行を防げませんでした。一部の認知症疾患を除くと、大部分の認知症は加齢とともに増加します。そして、ライフスタイルの影響を強く受けています。

よって、予防とは、「発症・進行」を遅らせることです。

一生の間、認知症にならないという予防法はありませんが、予防法を実施すれば、認知症の発症リスクを低減でき、健康にもよいことなので同時に寿命も延びます。

そして、寿命が5年延びると認知症のリスクはおおむね倍増します。

超高齢社会の中で認知症が急速に増えたのは長寿者が多くなったからです。計算上は、寿命が10年短くなれば、認知症の人の数は4分の1に減少します。

しかし、現実の社会では高齢化がさらに進み絵、平均寿命も延び、そして糖尿病とその予備軍が増加することもあって、認知症になる人はこれからも増え続けて、2025年には全国で約700万人になると想定されています。

詳しくはこちら
詳しくはこちら
関連記事はこちら
合わせて読みたい
合わせて読みたい
  • この記事を書いた人
  • 最新記事

kana

はじめまして(^-^)/
介護ラボのカナです。

ブロガー歴3年超(820記事執筆)
介護のあれこれを2020年6月~2022年9/8まで毎日投稿(現在はリライトしてます)

社会人経験10➡介護の専門学校➡2021年3月卒業➡2021年4月~回復期のリハビリテーション病院で介護福祉士➡2023年1月~リモートワークに。
https://kanalog-kaigo.com/で介護についてのあれこれをブログに書いています!
好きな言葉は『日日是好日』
「福祉住環境コーディネーター2級」・「介護福祉士」取得
介護のことを少しでも分かり易く書いていきたいと思っています。
よろしくお願いします♡

-は行
-, , , ,

PAGE TOP