認定介護福祉士養成研修(介護福祉士会)
読み方:にんていかいごふくししようせいけんしゅう(にほんかいごふくししかい)
「認定介護福祉士養成研修」とは、介護福祉士の上位資格として一般社団法人認定介護福祉士認証、認定機構が認証・認定を行う研修になります。
日本介護福祉士会は、「介護福祉士の自己研鑽によるキャリア開発を支えるために生涯研修制度」を整備しています。そして、介護福祉職のキャリアに応じた研修を、3層の段階で体系的に整備しています。
- 3段階のキャリア研修(上記の図より)
- 介護福祉職のキャリアに応じた研修を、3層の段階で体系的に整備しています。
①実務経験2年未満の初任者を対象にした「介護福祉士基本研修」
②基礎的な業務に習熟した介護職員を対象に行う「介護福祉士ファーストステップ研修」
③介護福祉士の上位資格として一般社団法人認定介護福祉士認証・認定機構が認証・認定を行う「認定介護福祉士養成研修」
この3つの研修のそれぞれの目的は、介護福祉士のキャリア開発に必要な視点があらわれています。
具体的にいうと、
- ①「介護福祉士基本研修」:基本に立ち返り、介護実践、介護過程を専門的に捉え直すという視点
- ②「介護福祉士ファーストステップ研修」:小規模のチームリーダーとしての役割、初任者等の指導係としての役割を担うことが出来る能力の開発を図るという視点
- ③「認定介護福祉士養成研修」:多様な利用者や多様な環境に対応できる知識やスキルを習得したうえで、それらをサービスの質の向上や介護福祉職の指導に繋がるスキル・実践力として磨くという視点
が必要になります。