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DSM-5の認知症の診断基準とは?

DSM-5の認知症の診断基準

読み方:でぃーえすーえむ5のにんちしょうのしんだんきじゅん

DSM-5とは、アメリカ 精神医学会が作成する公式の疾患基準になります。

このDSM-5では、記憶障害を必須とし、社会脳についてふれていなかった従来の診断基準(DSMⅣーTR)では、行動障害が主症状の前頭側頭型認知症を認知症と診断できなかった点が改善されました。

DSMー5の認知症の診断基準は下記の通りで、❶~❹の全てを満たす必要があります。

DSMー5の認知症の診断基準
❶認知障害
・6領域(①注意、②学習と記憶、③言語、④遂行機能、⑤運動・感覚(失行・失認)、⑥社会脳(社会的認知)のうち1領域以上で明確な障害(以前よりも低下)

❷認知障害に基づく生活障害
・自立(独立)した生活(金銭管理・服薬管理などの複雑なIADL(生活管理能力)に最小の援助)の困難

❸意識障害
・せん妄ではない

❹精神疾患
・認知障害は、精神疾患(うつ病や統合失調症)に起因するものではない
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kana

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介護ラボのカナです。

ブロガー歴3年超(820記事執筆)
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社会人経験10➡介護の専門学校➡2021年3月卒業➡2021年4月~回復期のリハビリテーション病院で介護福祉士➡2023年1月~リモートワークに。
https://kanalog-kaigo.com/で介護についてのあれこれをブログに書いています!
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「福祉住環境コーディネーター2級」・「介護福祉士」取得
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