筋肉の7つの役割とは
読み方:きんにくの7つのやくわり
筋肉(骨格筋)の役割は、主に下記の7つになります。
筋肉(骨格筋)は、
① 動き
② 関節の保護
③ 姿勢保持
④ 血液循環
⑤ エネルギー消費
⑥ 代謝
⑦ 体のライン
など7つの役割があります。
- ✅筋肉の7つの役割
- ①【動きを作り出す】
・歩く、走る、飛ぶ、投げるといった動作をはじめ、人間の体の動きは全て筋肉の収縮によって行われています
②【関節を保護する】
・筋肉は関節に加わる衝撃を吸収して、関節への負担を減らす
例)変形性膝関節症の場合、膝関節にかかる負担を減らす目的で太ももの全面の大腿四頭筋、後面のハムストリングを鍛える
③【姿勢を保持する】
・座った姿勢、立った姿勢など、姿勢を保持するためには、腹筋や背筋をはじめ多くの筋肉が使われてます
④【血液の循環を促す】
・脚の筋肉は、血液を心臓に戻すためのポンプの役割を担っています
⑤【エネルギーを消費する】
・からだが1日に消費するエネルギーの70%は筋肉によるものです
・そのため、筋肉が少なくなると、消費エネルギーの量が減少し、今までと同じ食事量を取っていると太りやすくなります
⑥【代謝】
・血液中の糖は筋肉に取り込まれて代謝されるため、筋肉は糖代謝の向上に関わっています
⑦【体のラインを形作る】
・私たちの体は常に地球の重力によって、下へ下へと引っ張られています
・この重力に逆らって体の各部のパーツを持ち上げてくれているのが筋肉です
例)鎖骨下にある大胸筋が衰えるとバストラインはどんどん下垂する。ヒップも同様である。ウエストラインのすぐ下にある大殿筋が衰えてくると、ヒップがどんどん垂れ下がってくる
また腹直筋(腹筋)は、「自然のガードル」とも言われ、お腹がポッコリ出てくるのを防ぎ、肋骨の下からへそ方向に斜めに走る腹斜筋は、ウエストのくびれを作り出している
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