た行

着衣失行とは?

2023-06-28

着衣失行

読み方:ちゃくいしっこう

着衣失行とは?

着衣失行とは、ボディイメージと服の空間的位置が分からなくなり、洋服が上手く着られなくなることをいいます。

アルツハイマー型認知症が進行すると、パンツを頭からかぶろうをしたり、バスタオルをズボンと思って足を通そうとしたり、片方の足に靴下を2枚重ねてはくなど、おかしな着衣動作=着衣失行がみられるようになります。

レビー小体型認知症や血管性認知症でパーキンソニズムや運動麻痺があると、ボタンかけなどの細かい動作が難しくなります。

・脱いだ服と着替えの服の判断がつかない
・どういう順番で着たらよいか判断できない
・服やズボンの前後や左右の判断ができない
・ズボンを頭からかぶって着ようとする

これらの着衣失行という障害がある場合は、介護者がどうすればできるか、判断できるのかを考え、

・脱いだ服はすぐに片づけ、新しい着替えだけを用意する

・新しい着替えだけを用意する

・着る順番に積み重ねる

など、わかりやすい状況にすることが重要です。

それも出来ない場合は、適宜、介助します。

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kana

はじめまして(^-^)/
介護ラボのカナです。

ブロガー歴3年超(820記事執筆)
介護のあれこれを2020年6月~2022年9/8まで毎日投稿(現在はリライトしてます)

社会人経験10➡介護の専門学校➡2021年3月卒業➡2021年4月~回復期のリハビリテーション病院で介護福祉士➡2023年1月~リモートワークに。
https://kanalog-kaigo.com/で介護についてのあれこれをブログに書いています!
好きな言葉は『日日是好日』
「福祉住環境コーディネーター2級」・「介護福祉士」取得
介護のことを少しでも分かり易く書いていきたいと思っています。
よろしくお願いします♡

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