【高齢者に多い不整脈】洞不全症候群や心房細動とは? vol.229

こんにちは💛 介護ラボ・カナログのkanaです。今日は「高齢者に多い疾患・症状と生活上の留意点」の中から『循環器系』について、5つの疾患を5回に分けて書いていきます。

高齢者に多い不整脈の原因や症状について

Contents

1.不整脈とは?
 1⃣概要
 2⃣不整脈の原因
 3⃣不整脈の症状
 ❶洞不全症候群
 ❷心房細動
 4⃣治療
 ❶洞不全症候群
 ❷心房細動

1.不整脈とは?

不整脈とは?

これから循環器の中でも高齢者に多い疾患として「高血圧」「虚血性心疾患」「不整脈」「心不全」「閉塞性動脈硬化症」についてまとめていきます。今日はその中から「不整脈」について書いていきます。

1⃣概要

不整脈の概要

心臓は、心筋に電気刺激が規則的に歌わることで、1分間に50~100回程度の収縮を繰り返しています。不整脈とは、「心臓の収縮が正常とは異なるタイミングで起きて脈拍が乱れる状態」のことです。不整脈には、
●脈が速くなる頻脈
●脈が遅くなる徐脈
●予定されていないタイミングで脈が生じる期外収縮
があります。健康な人にも生じる不整脈では健康被害はなく、放置していても問題ありません。

一方、命にかかわる不整脈もあります。高齢者に多い不整脈のタイプは、
期外収縮
●頻脈性不整脈
●徐脈性不整脈

などがあります。

2⃣原因

不整脈の原因

高齢者では、加齢に伴う「洞結節細胞の減少」や「刺激伝導系の変性」などにより、徐脈性不整脈が起こります。

また、「虚血性心疾患」や「心臓弁膜症」などを原因として電気伝導路の異常が生じると、治療が必要な「心房細動」や「心室細動」などの頻脈性不整脈が起こることがあります。

3⃣症状

❶洞不全症候群
洞不全症候群

洞不全症候群」の症状は、脈が遅くなったり抜けたりするので、疲れやすかったり、めまいを起こしたり、ひどくなると意識を失います。
脈が遅くなる一方で頻脈が同時に起こる徐脈頻脈症候群もあり、脈が速くなったかと思うと急に遅くなり、意識を失い生命の危険に陥ることもあります。

❷心房細動
心房細動

心房細動」の症状は、
・どきどきする
・息が切れやすい
・胸が苦しい
などを訴えることが多く、症状には大きな個人差があります。脈を図ると普段よりも速かったり、速い・遅いを不規則に繰り返したりします。死に至る病態ではありませんが「脳梗塞」や「心不全」に繋がる危険性があり注意が必要です。

4⃣治療

❶洞不全症候群
洞不全症候群

洞不全症候群」に治療は、症状が軽い場合は、抗不整脈薬の薬物療法を行いますが、根本療法としてはペースメーカーの植込みが行われます。

❷心房細動
心房細動

心房細動」の治療は、心腔内に血栓が生じやすいことから、高齢者、高血圧・糖尿病や心不全のある人、脳梗塞の既往がある人は、抗凝固薬によって血栓塞栓症を予防する治療が行われます。

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